ヒアルロン酸リフトアップで若々しさを取り戻す!顔全体を美しく整えるために

顔全体を対象としたヒアルロン酸のリフトアップは、部分的な注入とは異なり、トータルで大きな若返り効果を実感しやすいと近年注目を集めています。「年齢とともに頬がこけてきた」「フェイスラインがゆるんで輪郭が曖昧になっている」「ほうれい線だけでなく、目元・こめかみなど複数のパーツが気になる」――こうした悩みをお持ちの方は、メスを使わず全顔にヒアルロン酸を注入するアプローチを検討してみる価値があるかもしれません。
本記事では、当院で実施しているヒアルロン酸リフトアップについて、包括的に解説します。一般的なヒアルロン酸注入の範囲を超えて、顔全体の調和を意識した施術がなぜ効果的なのか、どのようにリスクを最小限に抑え、仕上がりを最大限に引き上げるのか、学術的な見解をまじえながらわかりやすく紹介していきます。施術そのものは2時間程度で完了するものです。カウンセリングや予約に関しては公式LINEのみで行っておりますので、読後に興味をお持ちいただければぜひ一度ご相談ください。
1. 「ヒアルロン酸によるリフトアップ」とは何をするのか
「ヒアルロン酸リフトアップ」は、文字通り顔全体を対象としたヒアルロン酸の注入治療を指します。通常、ヒアルロン酸注入というと、ほうれい線やマリオネットライン、目の下など、一部の部位だけを狙ってボリュームを補うイメージが強いかもしれません。しかし、加齢によるしわやたるみ、骨格や脂肪体の萎縮といった変化は、顔全体の複数パーツが連動して起こるものです。部分的な施術のみを繰り返しても、他の部位とのバランスがかえって崩れてしまう場合があるため、当院では顔全体をトータルに見渡すアプローチを強く推奨しています。
全顔リフトアップの目的は、頬やこめかみ、フェイスライン、目元、口元など、加齢とともに失われがちなボリュームを複数箇所で補うことで、立体感やメリハリを取り戻し、かつ歪みや不自然さのない若々しい印象を創り上げることにあります。少量ずつ丁寧にヒアルロン酸を注入し、全体として調和のとれた輪郭や表情を形成することで、従来の「パーツ治療」では得られにくかった総合的なリフトアップ効果が期待できます。これは骨格や筋肉、脂肪体などの加齢変化を一度にカバーし、メスを使わずに行えるため、ダウンタイムやリスクが少ない手法として多くの患者様に支持されています。
2. なぜ全顔アプローチが効果的なのか:加齢サインの連鎖を断つ
加齢による変化は、一つの部分だけに留まるものではありません。例えば、頬の上部が痩せて落ち込むと、その影響でほうれい線が深く見えたり、目の下のくぼみが強調されたりする可能性があります。また、こめかみがへこんでしまうと、顔の横幅や丸みのバランスが崩れ、老けた印象に繋がりやすいといった連鎖的なデメリットがあります。このように、顔全体には骨格や脂肪体、皮膚などが相互に影響し合う複雑な構造が存在するため、パーツ単位での施術だけでは根本的な若返りを実感しにくい場合があるのです。
そこで当院のトータルフェイシャルトリートメント(TFT治療)の考え方では、単なる部分的なヒアルロン酸注入ではなく、顔を一つの「立体構造」として捉え、加齢による症状を総合的にカバーする「全顔リフトアップ」を重要視しています。目の下のクマだけを解消したいと相談を受けても、実際には頬の位置やこめかみの凹みが原因でクマが強調されているケースも多々あります。そのため、実際の施術では、患者様の骨格や脂肪の配置を丹念にチェックし、必要に応じて複数の部位へヒアルロン酸を少量ずつ分散して注入することで、自然な若返り効果を狙います。これが全顔アプローチが効果的とされる理由の一つです[1]。
3. ヒアルロン酸によるリフトアップの学術的な根拠
ヒアルロン酸は、もともと体内に存在する多糖類で、高い保湿能力を持っていることで知られています。美容医療の分野では長年フィラー(充填剤)として活用され、しわや凹みを内側から持ち上げる効果が確立しています。さらに近年の研究では、ヒアルロン酸が細胞外マトリックスの合成を促進したり、コラーゲンの産生をサポートしたりする可能性が指摘されており、ただの“埋め物”としてだけでなく、若返りを促進する素材としての側面も注目されています[2]。
特に全顔リフトアップの場合、ポイントは「深い層(骨膜上など)と浅い層(真皮下など)への分散注入」を使い分ける技術にあります。顔の骨格が萎縮すると、頬やこめかみ、フェイスラインの基盤が崩れてしまい、表面の皮膚を支えきれなくなってたるみが表在化してきます。そのため、比較的深い層にヒアルロン酸を適量注入することで骨格を補い、皮膚のたるみを下から持ち上げる“リフトアップ効果”を期待できるのです[3]。また、浅い層に少量のヒアルロン酸を入れることで、しわの局所改善や肌表面のツヤ感アップを狙うことも可能です。こうした多層注入技術が進歩したことで、メスを使わずに大幅な若返りを実感できる施術が増えてきています。
4. 当院が推奨するTFT治療(トータルフェイシャルトリートメント)のメリット
「ヒアルロン酸リフトアップ」というと、大量のヒアルロン酸を一気に注入するイメージを抱く方もいるかもしれませんが、当院が提案するTFT治療ではあくまで「必要最小限の量で最大限の効果を狙う」方針を大切にしています。頬骨付近やこめかみ、口角、顎先など、骨格的に凹みやすいポイントを把握し、その方の顔全体が最も美しく自然に見えるようデザインを行います。
このアプローチのメリットは、以下のようにまとめられます。まず、一度に顔全体のバランスを調整するため、部分的に整えるよりもトータルの若返り効果が大きい点が挙げられます。また、パーツ別に何度も施術を重ねる必要がない場合もあり、ダウンタイムや施術回数を抑えられる利点も考えられます。さらに、全顔を見渡すことで、いわゆる“ヒアルロン酸顔”と呼ばれる不自然な膨らみを回避しやすくなります。頬や口元のラインだけに集中して注入すると、周囲との高低差がかえって際立ってしまうケースがありますが、全顔アプローチならポイントを分散しつつも少量ずつ調整できるので、仕上がりが滑らかで自然です。
また、TFT治療のコンセプトでは、患者様一人ひとりの骨格や肌質、加齢サインの現れ方が異なることを前提とし、オーダーメイドの施術計画を立案します。例えば、頬上部にボリュームが足りない方には頬骨付近をメインに、口周りのシワが気になる方にはマリオネットラインや口角付近を中心に調整するといった具合です。こうした個別対応が可能だからこそ、全顔リフトアップで得られる満足度は高くなる傾向があります。
5. 施術フロー:カウンセリングからアフターケアまで
カウンセリング:当院ではまず医師が患者様の顔全体を診察し、骨格・脂肪体・皮膚のたるみ度合いなどを確認します。ここで重要なのは、加齢によって生じている問題がどこに起因しているのかを分析し、TFT治療の考え方を用いて総合的な施術計画を立てることです。例えば頬やこめかみだけではなく、顎先やフェイスラインなども考慮し、必要に応じて多部位への少量分散注入を提案する場合があります。患者様の理想とする仕上がりや予算、メンテナンス頻度などもヒアリングし、それを踏まえて最適な施術プランを具体化していきます。
施術当日:メイク落としを行い、施術部位を清潔にした上でデザインを確認します。その後、極細針やカニューレを用いて骨膜上を中心に、各ターゲット層にヒアルロン酸を少しずつ注入します。全顔アプローチでは注入箇所が複数に及ぶことが多いですが、そのぶん一箇所あたりの注入量は抑えながら、顔全体のバランスを整えていくのが特徴です。施術時間は2時間程度が目安であり、術後には鏡を見ながら腫れや仕上がりを確認し、問題がなければ終了となります。
アフターケア:施術直後は腫れや内出血が出る場合がありますが、通常数日から1週間程度で落ち着き、多くの方が普段の生活に支障なく復帰できます。血行が促進される行為(長時間の入浴や激しい運動など)は当日〜翌日を中心に控え、患部を優しく扱うことでダウンタイムを最小限に抑えられるでしょう。もし腫れや痛みが強い場合は、当院に相談いただければ医師が状態を確認し、必要に応じて冷却や追加ケアを行います。術後の細かい注意点も事前に説明するため、不安な点はカウンセリング時にお気軽にご質問ください。
6. ダウンタイム・リスク・持続期間
全顔注入施術は、局所のみに施術する場合と比べ、注入箇所が増える分だけ腫れや内出血が起こりやすい可能性がある点には注意が必要です。とはいえ、メスを使う外科的手術と比べると体への負担は少なく、多くの方は数日から1週間程度で腫れが軽減し、日常生活や仕事へ支障なく復帰できます。施術部位にあざが生じる場合もありますが、メイクでカバーできる程度の症状であることが大半です。強くマッサージをするなど極端な刺激を与えなければ、ヒアルロン酸が移動しすぎることもほぼありません。
リスクとしては、血管内注入や感染など、ヒアルロン酸注入全般に共通するリスクがありますが、当院ではTFT治療の知識を持った医師が慎重に施術することで回避策を徹底しています。万が一不測の事態が起こっても、ヒアルロニダーゼを用いた溶解や速やかなアフターケアが可能です。
持続期間は、個人差や使用する製剤の種類、注入量に左右されますが、おおむね1年半程度が目安です[2]。代謝の速い方や表情の多い部位に注入した場合はやや短くなる傾向がありますが、効果が薄れてきた時点でメンテナンスを行うことで、長期的に理想の輪郭や若々しい表情を維持する方も少なくありません。ヒアルロン酸注入は繰り返し施術できる素材であり、注入のたびに新たなコラーゲン産生を期待できるという見解もあり、長期的には肌の質感やハリが改善する可能性も示唆されています。
7. Q&A(よくある質問)
Q1. 全顔リフトアップでヒアルロン酸を大量に注入すると、いかにも整形したような顔になってしまわないか心配です。
A1. 当院のTFT治療では、必要最小限の量を複数箇所に分散して注入することで「自然な若返り」を実現するアプローチを取っています。いきなり大量のヒアルロン酸を入れることは不自然さの原因となるため、事前のデザインや診察を丁寧に行い、顔全体のバランスに合わせて少しずつ注入していくため、過度な膨らみや不自然な仕上がりは回避しやすいです。
Q2. 痛みが苦手なのですが、麻酔も基本行わないと聞いて不安です。施術中の痛みはどれくらいでしょうか?
A2. 痛みの感じ方は個人差がありますが、極細針やカニューレなどを使用するため、強烈な痛みを感じる方は少ない印象です。
Q3. ヒアルロン酸は体内で吸収されると聞きました。効果が切れた後、逆にたるみが酷くなることはないのでしょうか?
A3. ヒアルロン酸は1年半ほどで徐々に吸収されていくのが一般的ですが、元の状態より悪化することは通常ありません[1]。加齢変化は続くため、その間に新たなシワやたるみが生じることはあっても、ヒアルロン酸施術が原因で急激にたるみが増すような症状は報告されていません。理想の輪郭を維持したい場合は、効果が薄れ始めた時期にメンテナンスする方も多くいらっしゃいます。
Q4. 施術を受けたいのですが、どのように予約すればいいですか?
A4. 当院では公式LINEのみでご予約を承っています。公式LINEにご希望の日時や施術内容のご質問をお送りいただければ、スタッフが空き状況や詳細を返信いたします。カウンセリングと施術を同日に行うことも可能ですが、希望者が多い場合もあるため、余裕をもって問い合わせいただくとスムーズです。
参考文献
- [1] Talarico S et al. “Long-Lasting Efficacy and Safety of Hyaluronic Acid Filler in Full-Face Rejuvenation: A 9-Month Follow-Up Study.” J Drugs Dermatol.
- [2] Swift A et al. “BeautiPHIcation of the Face: Using Divine Proportions in Aesthetic Treatment.” Clin Plast Surg.
- [3] Funt D, Pavicic T. “Dermal Fillers in Aesthetics: An Overview of Adverse Events and Treatment Approaches.” Plast Surg Nurs.
加齢による顔全体のたるみやくぼみ、シワは、複数のパーツが複雑に影響し合うことで生じるため、「ほうれい線だけ」「こめかみだけ」など部分的な施術では十分な若返り効果が得にくいことがあります。そこで当院が提案するヒアルロン酸リフトアップでは、トータルフェイシャルトリートメント(TFT治療)の視点を活かし、頬やこめかみ、フェイスライン、目元、口元など各エリアへ少量ずつ注入を行うことで、顔全体のバランスを一度に整えることを目指します。施術は2時間程度で完了し、麻酔も基本しないため、忙しい方にも実践しやすいです。
腫れや内出血などのダウンタイムは数日から1週間程度で、日常生活への支障も比較的少なく、多くの方が施術後すぐに普通の生活へ戻れます。予約やカウンセリングは公式LINEのみで承っており、理想の仕上がりやお悩みを丁寧にヒアリングした上でオーダーメイドの施術プランをご提案します。メスを使わずに、でも総合的な若返りとリフトアップを実感したいという方は、ぜひ一度当院のTFT治療を検討してみてはいかがでしょうか。必要最小限のヒアルロン酸で、あなたの魅力を最大限に引き出すお手伝いをいたします。
