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美容医療の選択肢が多すぎて、逆に決められない現実
「ポテンツァがいいって聞いたんですけど…」「プロファイロって新しい治療があるらしくて…」「韓国ではリジュランが流行ってるって…」診察室で毎日のように聞く言葉です。確かに、美容医療の世界では次々と新しい治療法が登場し、それぞれが「最新」「革新的」「画期的」といったキャッチフレーズで紹介されています。
インターネットで検索すれば、数十種類もの治療法がヒットし、それぞれに効果があると謳われています。しかし、実際のところ、どの治療法が自分に最適なのか、判断するのは容易ではありません。私のクリニックに来院される患者様の多くも、「情報が多すぎて、結局何を選べばいいのか分からない」という悩みを抱えています。
今回は、最近話題の治療法であるポテンツァ、プロファイロ、リジュラン、ウルセラなどについて、それぞれの特徴と効果を医学的観点から解説し、最終的になぜ私がTFT治療を推奨するのか、その理由をお話しさせていただきます。
ポテンツァ(Potenza)|マイクロニードルRFの最新型
ポテンツァとは何か
ポテンツァは、マイクロニードルRF(高周波)治療器の最新モデルです。極細の針を皮膚に刺入し、針先から高周波エネルギーを照射することで、真皮層のコラーゲン産生を促進します。従来のマイクロニードルRF機器と比べて、針の深さや高周波の出力を細かく調整できるのが特徴です。
実際に施術を行った経験から言えば、ポテンツァは確かに優れた機器です。特に、ニキビ跡の凹凸、毛穴の開き、肌のたるみに対して効果を発揮します。針の深さを0.5mmから4.0mmまで調整できるため、様々な症状に対応可能です。
ポテンツァの効果と限界
ポテンツァの最大の利点は、ダウンタイムが比較的短いことです。施術直後は赤みが出ますが、通常2-3日で落ち着きます。また、1回の施術でも効果を実感できる点も魅力です。
しかし、限界もあります。まず、痛みがかなり強いという点。麻酔クリームを使用しても、特に骨に近い部位では相当な痛みを伴います。また、効果は主に肌質改善に限定され、顔の輪郭やボリューム不足には対応できません。
費用面でも、1回5-8万円程度と決して安くありません。推奨される3-5回の施術を受けると、総額20-40万円になります。この投資に見合う効果が得られるかは、個人の症状と期待値によります。
プロファイロ(Profhilo)|新世代のヒアルロン酸
プロファイロの革新性
プロファイロは、イタリアで開発された新しいタイプのヒアルロン酸製剤です。従来のヒアルロン酸と異なり、架橋剤を使用せず、高分子量と低分子量のヒアルロン酸を特殊な技術で結合させています。
この独特な構造により、注入後に皮下で広範囲に拡散し、肌全体の保湿と弾力を改善します。「バイオリモデリング」と呼ばれるこの作用により、肌質そのものが若返るとされています。
実際の効果と問題点
プロファイロは、確かに肌のハリと潤いを改善します。特に、首や手の甲など、従来のヒアルロン酸では治療が難しかった部位にも使用できる点は評価できます。また、5点注入法(BAP法)という独自の手技により、少ない注入点数で顔全体をカバーできます。
ただし、私が実際に使用して感じた問題点もあります。まず、即効性がないこと。効果が現れるまでに4週間程度かかり、患者様の満足度が得にくい傾向があります。また、日本では未承認のため、輸入コストが高く、1回の治療費が8-10万円と高額になります。
さらに、プロファイロだけでは、シワやたるみの改善には限界があります。あくまで肌質改善が主目的であり、構造的な老化には対応できません。
リジュラン(Rejuran)|サーモン由来のPN注射
リジュランの特徴と韓国での人気
リジュランは、サーモンのDNAから抽出したポリヌクレオチド(PN)を主成分とする注入剤です。韓国で爆発的な人気を博し、「サーモン注射」とも呼ばれています。DNAの修復作用により、肌の再生を促進するとされています。
韓国の学会で初めてリジュランの症例を見たとき、確かに肌質の改善は印象的でした。特に、目元の細かいシワや、全体的な肌のキメの改善に効果があるようです。
日本での使用における課題
リジュランには、いくつかの課題があります。まず、注入時の痛みが非常に強いこと。私の経験では、ヒアルロン酸の2-3倍の痛みを訴える患者様が多いです。また、注入後の膨疹(蚊に刺されたような腫れ)が2-3日続くため、ダウンタイムが気になる方には向きません。
効果の持続期間も3-6ヶ月と短く、継続的な治療が必要です。さらに、日本では未承認のため、万が一のトラブル時の対応に不安が残ります。費用も1回5-7万円程度で、継続すると年間20-30万円の投資になります。
ウルセラ(Ulthera)|医療用HIFUの最高峰
ウルセラの技術的優位性
ウルセラは、FDA承認を受けた医療用HIFU機器の代表格です。超音波エネルギーを皮下4.5mm、3.0mm、1.5mmの3層に正確に照射し、SMAS筋膜を含む深部組織を加熱・収縮させます。画像診断機能により、リアルタイムで組織を確認しながら施術できるのが特徴です。
確かに、ウルセラのリフトアップ効果は他のHIFU機器と比較して優れています。特に、フェイスラインのたるみや二重あごの改善には高い効果を発揮します。
高額な費用と強い痛み
ウルセラの最大の問題は、費用と痛みです。全顔で30-40万円という価格は、多くの患者様にとって大きな負担となります。また、施術中の痛みは相当なもので、「骨に響くような痛み」と表現される方が多いです。
効果の持続期間は6-12ヶ月程度で、この高額な投資を定期的に行う必要があります。また、効果が現れるまでに2-3ヶ月かかるため、即効性を求める方には不向きです。
水光注射・ショッピングリフト|その他の話題の治療法
水光注射の実際
水光注射は、専用の機器を使って、ヒアルロン酸やビタミンなどを皮内に均一に注入する治療法です。韓国で人気があり、「韓国女優のようなツヤ肌」というキャッチフレーズで紹介されることが多いです。
実際には、一時的な保湿効果はありますが、持続期間が2-4週間と短く、コストパフォーマンスは良くありません。また、注入時の痛みと、施術後の内出血のリスクも考慮する必要があります。
ショッピングリフトの限界
ショッピングリフトは、極細の吸収性の糸(PDOスレッド)を多数挿入する治療法です。「ランチタイムにできるリフトアップ」として人気ですが、効果は限定的です。
私の経験では、軽度の肌のハリ改善は期待できますが、明確なリフトアップ効果は得られません。また、糸の本数が多いため、感染リスクも無視できません。
なぜTFT治療が最終的に選ばれるのか|総合的アプローチの優位性
単一治療の限界を超える
これまで紹介した治療法は、それぞれに特徴があり、特定の症状には効果的です。しかし、顔の老化は複合的な現象であり、単一の治療法では限界があります。
例えば、ポテンツァで肌質を改善しても、ボリューム不足は解決しません。プロファイロで肌にハリを与えても、深いシワは残ります。リジュランで肌を再生させても、たるみは改善しません。ウルセラでリフトアップしても、肌質の問題は残ります。
TFT治療の統合的アプローチ
TFT(Total Facial Treatment)治療は、これらの個別治療の限界を認識した上で、顔全体を総合的に評価し、最適な組み合わせで治療を行います。
具体的には、まず顔の骨格、脂肪の分布、筋肉の動き、皮膚の質を総合的に診断します。その上で、ヒアルロン酸によるボリューム補充、ボトックスによる表情ジワの改善、必要に応じてレーザーやHIFUの併用など、複数の治療法を戦略的に組み合わせます。
実際の症例から見るTFTの効果
45歳の女性患者様の例をご紹介します。初診時、「ポテンツァを検討している」とのことでした。確かに毛穴の開きと肌のくすみがありましたが、診察すると、頬のボリューム不足によるほうれい線、目元のくぼみ、額の横ジワなど、複合的な問題がありました。
TFT治療として、まず頬とこめかみにヒアルロン酸を注入してボリュームを回復。これにより、ほうれい線が浅くなり、顔全体のバランスが改善しました。次に、額にボトックスを注入して横ジワを改善。最後に、肌質改善のためにビタミン導入を組み合わせました。
結果、「ポテンツァだけでは得られなかった、顔全体の若返りを実感できた」と大変満足していただけました。費用も、個別に様々な治療を受けるより、トータルで抑えることができました。
コストパフォーマンスの観点から
最新治療を次々と試すことを「美容医療ジプシー」と呼ぶことがあります。ポテンツァで20万円、プロファイロで30万円、リジュランで20万円…と個別に投資しても、満足な結果が得られないケースをよく見ます。
TFT治療なら、初回30-50万円程度の投資で、顔全体の改善が可能です。その後のメンテナンスも、年2-3回、各10-20万円程度で維持できます。長期的に見れば、明らかにコストパフォーマンスが優れています。
安全性と実績の重要性
新しい治療法には、長期的な安全性データが不足していることが多いです。プロファイロやリジュランは、まだ日本での使用実績が少なく、5年後、10年後の影響は未知数です。
一方、TFT治療で使用するヒアルロン酸やボトックスは、20年以上の使用実績があり、安全性が確立されています。また、万が一の際の対処法も確立されており、安心して治療を受けていただけます。
賢い美容医療の選び方|最新=最良ではない
情報に振り回されない判断基準
美容医療を選ぶ際、以下の点を考慮することをお勧めします:
1. エビデンスの確認:その治療法に科学的根拠があるか
2. 実績の評価:長期的な使用実績と安全性データがあるか
3. 費用対効果:期待できる効果と費用のバランスは適切か
4. 総合的視点:単一の悩みだけでなく、顔全体のバランスを考慮しているか
5. 医師の経験:その治療法に精通した医師が施術するか
個人に最適な選択を
もちろん、すべての方にTFT治療が最適というわけではありません。単一の明確な悩みがある場合は、特定の治療法が適していることもあります。例えば、ニキビ跡だけが気になる方には、ポテンツァが良い選択かもしれません。
大切なのは、流行や宣伝に惑わされず、自分の悩みと期待する結果を明確にし、信頼できる医師と相談して決めることです。
まとめ|本質的な美しさを追求するために
ポテンツァ、プロファイロ、リジュラン、ウルセラ…確かに、それぞれ優れた点がある治療法です。しかし、顔の美しさは、個々のパーツの集合ではなく、全体の調和から生まれます。
TFT治療は、この「調和」を最も重視したアプローチです。最新の機器や製剤に頼るのではなく、確立された治療法を戦略的に組み合わせることで、自然で持続的な若返りを実現します。
美容医療の世界は日進月歩ですが、「新しい」ことが必ずしも「良い」とは限りません。本当に価値のある治療とは、安全性が確立され、効果が実証され、そして何より、あなたの本来の美しさを引き出すものです。
まずは、信頼できる医師に相談し、あなたに最適な治療プランを一緒に考えてみませんか。それが、理想の美しさへの確実な第一歩となるはずです。
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