レプトスピラ症 – 感染症

レプトスピラ症は、レプトスピラ属の細菌によって引き起こされる人獣共通感染症の一種です。

この感染症は、主にネズミなどの感染動物の尿に汚染された水や土壌から感染します。

発熱、黄疸、腎不全などが主な症状として現れ、重症化した際には死に至ることもある危険な感染症です。

しかし、早期に発見し適切に対処することで、多くの場合は回復へと導くことが可能です。

この記事を書いた人
丸岡 悠(まるおか ゆう)
丸岡 悠(まるおか ゆう)
外科医

1988年山形県酒田市生まれ。酒田南高校卒業後、獨協医科大学(栃木)にて医師免許取得。沖縄県立北部病院、独立行政法人日本海総合病院を経て現職(医療法人丸岡医院)。

レプトスピラ症の種類(病型)

レプトスピラ症は、黄疸出血性レプトスピラ症(ワイル病)と非黄疸性レプトスピラ症という2つの主要な病型に分類できます。

黄疸出血性レプトスピラ症(ワイル病)

黄疸出血性レプトスピラ症は、別名ワイル病とも呼ばれ、レプトスピラ症の中で最も重篤な病型です。

この病型を引き起こすレプトスピラの血清型には、以下のようなものがあります。

血清型主な宿主動物
イクテロヘモラジーネズミ類
コペンハーゲニネズミ類
ラットコレハモラジーネズミ類

ワイル病では、肝臓や腎臓などの重要臓器が障害されることが多く、致死率も高いことが知られています。

非黄疸性レプトスピラ症

一方、非黄疸性レプトスピラ症は、ワイル病に比べると軽症な病型です。

非黄疸性レプトスピラ症の原因となるレプトスピラの血清型には、以下のようなものがあります。

  • オーストラリス
  • アウトゥムナリス
  • ジャバニカ
  • カニコーラ

これらの血清型によるレプトスピラ症では、インフルエンザ様の症状が主体となることが多いです。

多くの場合、自然治癒が期待でき、予後は良好です。

各病型の重症度と予後の違い

黄疸出血性レプトスピラ症と非黄疸性レプトスピラ症では、重症度と予後に大きな違いがあります。

以下の表は、それぞれの病型の重症度と予後をまとめたものです。

病型重症度予後
黄疸出血性高い不良
非黄疸性低い良好

ワイル病では、重篤な症状を呈し、適切な治療を行わない場合、死亡リスクが高くなります。

一方、非黄疸性レプトスピラ症では、多くの場合、重症化することなく回復が見込めます。

レプトスピラ症の主な症状

レプトスピラ症の症状は、感染後の病期によって大きく異なります。

初期症状はインフルエンザに類似していますが、重症化すると多臓器不全を引き起こす危険性があるため、注意が必要です。

初期症状(感染後数日~2週間)

レプトスピラ症の初期症状は、以下のようなインフルエンザ様症状が特徴的です。

  • 高熱(38℃以上)
  • 頭痛 – 筋肉痛(特に下肢)
  • 悪寒
  • 結膜充血

これらの症状は、感染後数日から2週間程度続くことが多いです。

初期症状のみで終息する軽症例もありますが、一部の患者では、更に症状が進行します。

黄疸出血性レプトスピラ症(ワイル病)の症状

重症化したレプトスピラ症は、黄疸出血性レプトスピラ症(ワイル病)と呼ばれます。

ワイル病では、以下のような重篤な症状が見られます。

臓器主な症状
肝臓黄疸、肝腫大、肝機能障害
腎臓乏尿、血尿、急性腎不全
肺出血、呼吸困難

また、出血傾向も特徴的な症状で、皮下出血、鼻出血、消化管出血などが見られることがあります。

ワイル病は、適切な治療を行わない場合、死亡率が高い極めて重篤な病態です。

髄膜炎型レプトスピラ症の症状

髄膜炎型レプトスピラ症では、以下のような症状が見られます。

  • 髄膜刺激症状(項部硬直、Kernig徴候など)
  • 意識障害
  • けいれん発作

髄液検査では、細胞数増加(リンパ球優位)、蛋白上昇、糖低下などの所見が認められます。

適切な抗菌薬治療により、予後は比較的良好です。

その他の症状

レプトスピラ症では、上記以外にも多彩な症状が見られることがあります。

症状詳細
発疹感染後5~9日目に出現することがある
リンパ節腫脹全身のリンパ節腫脹を認めることがある
心筋炎まれに心電図異常や心不全症状を呈する
ぶどう膜炎感染後数週~数ヶ月後に発症することがある

レプトスピラ症の症状は多岐にわたるため、本疾患を疑った際は、速やかに診断・治療を行うことが肝要です。

レプトスピラ症の原因・感染経路

レプトスピラ症は、レプトスピラ属の細菌による人獣共通感染症です。

感染経路としては、感染動物の尿に汚染された水や土壌などを介した経口感染や、傷口からの経皮感染が主です。

原因となる細菌

レプトスピラ症の原因となるのは、レプトスピラ属のスピロヘータです。

レプトスピラ属には、以下のような病原性を持つ種が含まれています。

種名血清型
L.interrogansイクテロヘモラジー、コペンハーゲニなど
L.borgpeterseniiジャバニカ、バラムなど
L.weiliiセレドニなど
L.noguchiiパナマなど

これらのレプトスピラは、自然界では主にネズミなどの野生動物に保菌されています。

感染経路

レプトスピラ症の主な感染経路は以下の通りです。

  • 感染動物の尿に汚染された水や土壌からの経口感染
  • 感染動物の尿に直接触れることによる経皮感染
  • 感染動物との直接的な接触による感染

特に、洪水や泥濘地での作業、レジャー活動などが感染リスクを高めます。

また、以下の職業は感染リスクが高いことが知られています。

  • 農林業従事者
  • 屠畜業者
  • 下水道工事従事者
  • 獣医師

レプトスピラは、適度な湿度と温度(25~30℃)を好むため、多雨・多湿な地域で流行しやすい傾向があります。

レプトスピラの環境抵抗性

レプトスピラは、以下のような環境条件下で長期間生存することができます。

環境生存期間
淡水(河川、湖沼など)数週間~数ヶ月
湿った土壌数週間~数ヶ月
乾燥した環境数時間~数日

このような環境抵抗性により、レプトスピラは自然環境中で長期間感染源となり得ます。

一方、レプトスピラは熱に弱く、50℃以上の温度で数分以内に死滅します。

動物からヒトへの感染

レプトスピラ症は、本来は野生動物の間で感染環を形成している人獣共通感染症ですが、感染動物の尿などを介してヒトにも感染します。

主な感染源となる動物は以下の通りです。

  • ネズミ類(ドブネズミ、クマネズミなど)
  • イヌ
  • ブタ
  • ウシ

これらの動物が保菌しているレプトスピラが、尿中に排泄され、水や土壌を汚染することでヒトへの感染源となります。

ヒトからヒトへの直接感染はほとんどありませんが、まれに母子感染や性行為感染の報告もあります。

臨床所見と検査による確定診断

レプトスピラ症の診断には、臨床症状や疫学的情報に基づく臨床診断と、各種検査による確定診断があります。

臨床診断

レプトスピラ症の臨床診断は、以下のような点を総合的に評価して行われます。

  • 特徴的な臨床症状(発熱、筋肉痛、黄疸など)
  • 感染リスクのある活動歴(洪水地域での作業、野生動物との接触など)
  • 血液検査所見(白血球増加、血小板減少、肝機能障害など)

ただし、これらの所見はレプトスピラ症に特異的ではないため、確定診断には至りません。

臨床診断で本疾患が疑われた場合は、速やかに確定診断のための検査を行うことが重要です。

確定診断

レプトスピラ症の確定診断には、以下のような検査が用いられます。

検査法概要
顕微鏡凝集試験(MAT)患者血清中の抗体価を測定する
ELISA法患者血清中の抗体を検出する
PCR法患者血液や尿中のレプトスピラDNAを検出する
血液培養患者血液からレプトスピラを分離・同定する

このうち、MATが確定診断の基本であり、WHOの診断基準でも採用されています。

しかし、MATは抗体価の上昇が感染後1週間以上経過しないと検出されないため、早期診断には適していません。

そのため、早期診断にはPCR法が有用とされています。

各種検査の特徴

レプトスピラ症の確定診断に用いられる主な検査の特徴は以下の通りです。

顕微鏡凝集試験(MAT)

  • 感度・特異度に優れる
  • ペア血清での抗体価の有意な上昇が診断に必要
  • 感染後1週間以上経過しないと抗体価の上昇が見られない


PCR法

  • 感染初期から検出可能
  • 迅速に結果が得られる
  • 抗体検査に比べ感度が低い
  • 血液培養
  • レプトスピラを直接分離・同定できる
  • 感染初期の一時的な菌血症の時期のみ陽性となる
  • 培養に数週間を要する

確定診断には、これらの検査を適切に組み合わせて実施することが重要です。

病期推奨される検査
感染初期(~5日目)PCR法、血液培養
感染後期(6日目~)MAT、ELISA法

血清学的診断の注意点

レプトスピラ症の血清学的診断では、以下のような点に注意が必要です。

  • 抗体価の判定には、急性期と回復期のペア血清を用いる
  • 単一血清での抗体価の評価は診断価値が低い
  • IgM抗体は感染後数日で検出されるが、特異度が低い
  • IgG抗体は感染後1週間以上経過しないと検出されない

MATをはじめとする血清学的検査の結果判定には、これらの特性を踏まえた慎重な評価が求められます。

レプトスピラ症の治療法と処方薬

レプトスピラ症の治療は、抗菌薬投与が中心となります。

抗菌薬治療

レプトスピラ症に対する抗菌薬治療の第一選択薬は、以下の薬剤です。

  • ペニシリン系抗菌薬(ペニシリンG、アンピシリンなど)
  • テトラサイクリン系抗菌薬(ドキシサイクリンなど)
  • セフェム系抗菌薬(セフトリアキソンなど)

これらの抗菌薬は、レプトスピラに対して優れた抗菌活性を示します。

治療期間は、通常7~10日間程度ですが、重症例ではより長期の治療が必要になることがあります。

抗菌薬の選択には、患者の年齢、基礎疾患、重症度などを考慮することが重要です。

患者背景推奨される抗菌薬
軽症~中等症ドキシサイクリン、アンピシリン
重症ペニシリンG、セフトリアキソン
妊婦アンピシリン、セフトリアキソン

重症例に対する治療

重症のレプトスピラ症では、以下のような合併症を伴うことがあります。

  • 急性腎不全
  • 肺出血
  • 意識障害
  • 播種性血管内凝固症候群(DIC)

これらの合併症を呈する場合は、集中治療管理が必要で、具体的には以下のような治療が行われます。

  • 人工呼吸管理
  • 血液透析
  • 血小板輸血
  • ステロイド投与

重症レプトスピラ症の致死率は高く、適切な集中治療管理が予後を左右します。

抗菌薬の予防投与

レプトスピラ症の流行地域への渡航者や、ハイリスク環境での作業従事者に対しては、抗菌薬の予防投与が推奨されています。

予防投与には、以下の薬剤が用いられます。

予防投与薬用法・用量
ドキシサイクリン200mg/週
アジスロマイシン500mg/週

ただし、予防投与の効果には限界があるため、曝露リスクの低減措置を併せて講じることが重要です。

治療に必要な期間と予後について

レプトスピラ症の治療期間と予後は、病型や重症度によって大きく異なります。

軽症例では短期間の治療で良好な予後が期待できる一方、重症例では長期の治療を要し、予後不良となる危険性もあります。

軽症例の治療期間と予後

軽症のレプトスピラ症では、抗菌薬治療により比較的短期間で症状の改善が得られます。

一般的な治療期間は以下の通りです。

病型治療期間
非黄疸性レプトスピラ症5~7日間
軽症の黄疸出血性レプトスピラ症7~10日間

適切な抗菌薬治療が行われれば、多くの軽症例で後遺症なく治癒します。

軽症例の予後は一般に良好で、致死率は1%未満とされていますが、治療開始が遅れた場合や、免疫不全患者では重症化のリスクがあります。

重症例の治療期間と予後

重症のレプトスピラ症では、治療期間が長期化し、予後不良となる場合があります。

重症例の治療期間は、合併症の有無や程度によって異なりますが、以下のような目安があります。

  • 抗菌薬治療:10~14日間
  • 人工呼吸管理:数日~数週間
  • 血液透析:数週間~数ヶ月

特に、肺出血や急性腎不全を合併した症例では、集中治療管理を要することが多く、治療期間が長期化します。

重症レプトスピラ症の致死率は5~15%程度とされ、予後不良因子として以下のようなものが知られています。

  • 高齢
  • 肺出血の合併
  • 意識障害の合併
  • ショックの合併

これらの予後不良因子を有する症例では、より慎重な治療とモニタリングが必要です。

後遺症

レプトスピラ症では、適切な治療が行われても一部の患者で後遺症が残ることがあります。

主な後遺症として、以下のようなものが報告されています。

後遺症頻度
間質性腎炎10~20%
視力障害5~10%
聴力障害1~5%

これらの後遺症は、適切な治療とリハビリテーションにより改善が期待できます。

ただし、中には永続的な障害が残る場合もあり、長期的なフォローアップが必要です。

レプトスピラ症の治療における副作用やリスク

レプトスピラ症の治療に用いられる抗菌薬は、一般に安全性が高く、重篤な副作用の発生は稀です。

しかし、副作用のリスクを完全に排除することはできないため、治療中は注意深いモニタリングが必要です。

ペニシリン系抗菌薬の副作用

レプトスピラ症治療の第一選択薬であるペニシリン系抗菌薬(ペニシリンG、アンピシリンなど)の主な副作用は以下の通りです。

  • アレルギー反応(発疹、掻痒感、アナフィラキシーショックなど)
  • 消化器症状(悪心、嘔吐、下痢など)
  • 血液障害(貧血、白血球減少、血小板減少など)
  • 肝機能障害
  • 腎機能障害

これらの副作用は、多くの場合、治療開始後早期に発現し、特にアレルギー反応には十分な注意が必要です。

アレルギー反応頻度
発疹1~10%
アナフィラキシーショック0.01~0.05%

ペニシリンアレルギーの既往がある患者では、慎重な経過観察と速やかな対応が求められます。

テトラサイクリン系抗菌薬の副作用

テトラサイクリン系抗菌薬(ドキシサイクリンなど)の主な副作用は以下の通りです。

  • 消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振など)
  • 光線過敏症
  • 歯牙変色(小児)
  • 偽膜性大腸炎

特に、妊婦や小児への投与は避けるべきとされています。

対象リスク
妊婦胎児の骨発育障害
8歳未満の小児歯牙変色、エナメル質形成不全

テトラサイクリン系抗菌薬を使用する際は、これらのリスクを考慮し、慎重に適応を判断する必要があります。

セフェム系抗菌薬の副作用

セフェム系抗菌薬(セフトリアキソンなど)の主な副作用は以下の通りです。

  • アレルギー反応(発疹、掻痒感、アナフィラキシーショックなど)
  • 消化器症状(悪心、嘔吐、下痢など)
  • 血液障害(貧血、白血球減少、血小板減少など)
  • 肝機能障害 – 腎機能障害

セフェム系抗菌薬は、ペニシリン系抗菌薬と交差反応を示すことがあるため、ペニシリンアレルギーの既往がある患者では注意が必要です。

また、セフトリアキソンとカルシウムを含む輸液の併用により、新生児で致死的な肺塞栓や腎障害が発生したとの報告があります。

新生児や未熟児への投与は避けるべきとされています。

予防方法

レプトスピラ症の予防には、感染リスクの高い環境での曝露を避けることが肝要です。

感染リスクの高い環境での曝露回避

レプトスピラ症の感染リスクが高い環境としては、以下のようなものが挙げられます。

対策具体的な方法
防護具の着用長袖・長ズボン、ゴム手袋、ゴム長靴など
汚染水との接触回避洪水時の外出控え、汚染水の飲用禁止など
動物との接触制限ネズミやその排泄物に触れないようにするなど

特に、洪水時や農作業時には、これらの対策を徹底することが大切です。

抗菌薬の予防投与

レプトスピラ症の流行地域に渡航する者や、ハイリスク環境で作業する者には、抗菌薬の予防投与が推奨されています。

予防投与に用いられる抗菌薬としては、以下のようなものがあります。

抗菌薬用法・用量
ドキシサイクリン200mg/週
アジスロマイシン500mg/週

ただし、抗菌薬の予防投与は完全な予防手段ではなく、曝露リスクの低減と組み合わせて行うことが大切です。

治療費について

治療費についての留意点

実際の治療費(医療費)が以下説明より高額になるケースが多々ございます。以下記載内容について当院では一切の責任を負いかねます事を予めご了承下さい。

レプトスピラ症の治療費は、病型や重症度、合併症の有無などによって大きく異なります。

軽症例では10万円程度で済む一方、重症例では数百万円に及ぶこともあります。

軽症例の治療費

軽症のレプトスピラ症では、外来での抗菌薬治療が中心となります。

治療費の内訳は以下の通りです。

項目金額
初診料2,820円
再診料(7日分)4,410円
検査費用(血液検査、尿検査など)20,000円程度
抗菌薬費用(7日分)5,000円程度

合計すると、軽症例の治療費は3万円前後となります。

ただし、合併症があったり、入院が必要になった際は、さらに費用がかかります。

重症例の治療費

重症のレプトスピラ症では、入院治療が必要となり、治療費は高額になります。

  • 入院基本料(1日につき):15,000円程度
  • 集中治療室管理料(1日につき):35,000円程度
  • 人工呼吸管理料(1日につき):8,000円程度
  • 血液透析費用(1回につき):30,000円程度
  • 抗菌薬費用(14日分):10,000円程度

重症例では、入院期間が1ヶ月以上に及ぶことも珍しくありません。

以上

References

HAAKE, David A.; LEVETT, Paul N. Leptospirosis in humans. Leptospira and leptospirosis, 2015, 65-97.

FEIGIN, Ralph D.; ANDERSON, Donald C.; HEATH, Clark W. Human leptospirosis. Crc critical reviews in clinical laboratory sciences, 1975, 5.4: 413-467.

WASINSKI, Bernard; DUTKIEWICZ, Jacek. Leptospirosis-current risk factors connected with human activity and the environment. Annals of Agricultural and Environmental Medicine, 2013, 20.2.

DE BRITO, Thales; SILVA, Ana Maria Gonçalves da; ABREU, Patrícia Antonia Estima. Pathology and pathogenesis of human leptospirosis: a commented review. Revista do Instituto de Medicina Tropical de São Paulo, 2018, 60: e23.

DUPOUEY, Julien, et al. Human leptospirosis: an emerging risk in Europe?. Comparative immunology, microbiology and infectious diseases, 2014, 37.2: 77-83.

TERPSTRA, W. J. Human leptospirosis: guidance for diagnosis, surveillance and control. World Health Organization, 2003.

KAMATH, Ramachandra, et al. Studying risk factors associated with human leptospirosis. Journal of Global Infectious Diseases, 2014, 6.1: 3-9.

THORNLEY, C. N., et al. Changing epidemiology of human leptospirosis in New Zealand. Epidemiology & Infection, 2002, 128.1: 29-36.

VANASCO, Norma Bibiana, et al. Clinical characteristics and risk factors of human leptospirosis in Argentina (1999–2005). Acta Tropica, 2008, 107.3: 255-258.

免責事項

当記事は、医療や介護に関する情報提供を目的としており、当院への来院を勧誘するものではございません。従って、治療や介護の判断等は、ご自身の責任において行われますようお願いいたします。

当記事に掲載されている医療や介護の情報は、権威ある文献(Pubmed等に掲載されている論文)や各種ガイドラインに掲載されている情報を参考に執筆しておりますが、デメリットやリスク、不確定な要因を含んでおります。

医療情報・資料の掲載には注意を払っておりますが、掲載した情報に誤りがあった場合や、第三者によるデータの改ざんなどがあった場合、さらにデータの伝送などによって障害が生じた場合に関しまして、当院は一切責任を負うものではございませんのでご了承ください。

掲載されている、医療や介護の情報は、日付が付されたものの内容は、それぞれ当該日付現在(又は、当該書面に明記された時点)の情報であり、本日現在の情報ではございません。情報の内容にその後の変動があっても、当院は、随時変更・更新することをお約束いたしておりませんのでご留意ください。