心室期外収縮(VPC・PVC) – 循環器の疾患

心室期外収縮(しんしつきがいしゅうしゅく, Ventricular Premature Contraction:VPC)とは、心臓の下部にある心室が通常のリズムを乱して、予定外に収縮を起こす状態を指します。

PVC(Premature Ventricular Contraction)とも呼ばれ、比較的よくある不整脈で、健康な人でも時々発生します。

動悸や胸の不快感、めまいなどの症状を感じる場合がありますが、多くの場合は一過性で自然に治まります。

頻繁な発生や持続的に続く場合は潜在的な心臓の問題を示している可能性があるため、専門医による詳細な診断と評価が必要です。

この記事を書いた人
丸岡 悠(まるおか ゆう)
丸岡 悠(まるおか ゆう)
外科医

1988年山形県酒田市生まれ。酒田南高校卒業後、獨協医科大学(栃木)にて医師免許取得。沖縄県立北部病院、独立行政法人日本海総合病院を経て現職(医療法人丸岡医院)。

心室期外収縮(VPC)の種類(病型)

心室期外収縮(VPC)のLown分類では、Grade 0から5までの6段階でVPCの重症度を表します。

Lown分類の概要

Lown分類は、VPCの発生頻度や複雑性に基づき重症度を評価する分類方法です。

Grade 0から始まり、数字が大きくなるほど重症度が増します。

グレード特徴
Grade 0VPCなし
Grade 11時間あたり30回未満の単発VPC
Grade 21時間あたり30回以上の単発VPC
Grade 3多形性VPC
Grade 4a2連発VPC
Grade 4b3連発以上のVPC
Grade 5R on T型VPC

各グレードの特徴を詳しく見ていきましょう。

Grade 0

VPCが全く認められない状態を指します。

正常な心臓のリズムが保たれていて、健康な状態です。

Grade 2

Grade 2は、1時間あたり30回以上の単発VPCが出現する状態です。

VPCの頻度が増加しているため、より注意深い観察が必要となる場合があり、基礎心疾患の有無や症状の程度に応じて対応が検討されます。

Grade 3

Grade 3は多形性VPCと呼ばれる状態で、異なる形態のVPCが混在して出現することを意味しています。

心臓の電気的不安定性を示唆する場合があるため、注意深い評価と経過観察が必要です。

Grade 4

Grade 4は、さらに4aと4bに細分化されます。

Grade 4aは2連発VPC、つまり2回連続してVPCが出現する状態を指します。

Grade 4bは3連発以上のVPCが出現する状態で、非持続性心室頻拍と呼ばれることもあります。

Grade 5

Grade 5は、R on T型VPCと呼ばれる特殊なタイプのVPCです。

これは、先行する正常な心拍のT波の頂点付近にVPCが重なって出現する状態を指します。

R on T型VPCは心室細動などの致死的不整脈に移行する危険性が高いため、最も重症度の高いグレードとされており、迅速な対応が求められます。

Lown分類の臨床的意義

Lown分類は、VPCの重症度評価において有用な指標ですが、この分類のみで患者さんの全体的な状態を判断することは困難です。

考慮すべき点

  • 基礎心疾患の有無や重症度も考慮する必要がある
  • 24時間ホルター心電図などの長時間記録での評価が望ましい
  • 患者さんの自覚症状や日常生活への影響も重要な評価項目となる
  • 高グレードのVPCであっても、必ずしも直ちに治療が必要とは限らない

Lown分類の限界と新たな評価方法

Lown分類は広く使用されている一方で、いくつかの限界も指摘されています。

例えばVPCの総数や基礎心疾患の有無を考慮していない点や、短時間の心電図記録では正確な評価が難しい点などが挙げられます。

そのため、より包括的な評価を行うための新たな評価方法も提案されています。

Lown分類と比較した新たな評価方法の特徴

評価方法特徴
Lown分類VPCの複雑性に基づく6段階評価
VPC総数による評価24時間あたりのVPC総数を考慮
VPC負荷率による評価総心拍数に対するVPCの割合を評価
基礎心疾患を考慮した評価心機能や基礎疾患の有無を加味

心室期外収縮(VPC)の主な症状

心室期外収縮(VPC)の主な症状には、動悸や胸部の不快感、めまいなどがあります。

症状の程度は個人差が大きく、日常生活に支障をきたす場合もあれば、ほとんど影響がない場合もあります。

心室期外収縮(VPC)の代表的な症状

心室期外収縮(VPC)の最も一般的な症状は動悸です。

通常の心拍リズムが乱れ、心臓が飛び跳ねるような感覚や心臓が一瞬止まったような感覚が生じます。

また、多くの方に胸部の違和感や不快感がみられます。

この感覚は心臓の異常な収縮によって引き起こされるもので、胸に圧迫感や痛みを感じることもあります。

症状特徴
動悸心臓が飛び跳ねる感覚
胸部不快感胸に違和感を覚える

めまいと息切れ

心室期外収縮に伴い、めまいや息切れが起こる方もいます。

めまいは特に立ち上がった時や姿勢を変えた時に感じやすく、ふらつきや立ちくらみとして現れます。

症状の個人差と日常生活への影響

心室期外収縮の症状の程度は個人によって大きく異なります。症状の現れ方や強さは人それぞれで、その影響も様々です。

  • 全く症状を感じない人
  • 軽度の不快感を感じる人
  • 日常生活に支障をきたすほどの症状を感じる人

症状の程度によっては日常生活に支障をきたす可能性もあるため、心配な症状がある場合は医療機関への相談が大切です。

心室期外収縮(VPC)の原因

心室期外収縮(VPC)の原因は多岐にわたり、生活習慣や身体的ストレス、基礎疾患など様々な要因が関与します。

日常生活に潜む VPC の引き金

カフェインの過剰摂取や喫煙、睡眠不足、ストレスなどが VPC の発生リスクを高める可能性があります。

また、激しい運動や過度の疲労も VPC の原因となることがあります。

身体に過度の負担がかかると心臓の電気的興奮が乱れ、期外収縮が生じやすくなるのです。

生活習慣要因VPC への影響
カフェイン過剰摂取心拍数増加、不整脈リスク上昇
喫煙心筋への酸素供給低下、不整脈誘発
睡眠不足自律神経バランスの乱れ、心臓への負担増加
ストレス交感神経活性化、心拍変動増大

基礎疾患と VPC の関連性

心臓の構造的異常や機能障害が存在する際、VPC が発生するリスクが高まります。

例えば、冠動脈疾患や心筋症、心臓弁膜症などの心疾患は心筋の電気的活動を不安定にし、VPC を引き起こす代表的な要因です。

また、高血圧や糖尿病などの全身疾患は長期的に心臓に負担をかけるため、 VPC の発生原因となる可能性があります。

さらに甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患も心臓のリズムに影響を及ぼし、VPC を含む不整脈のリスクを高めます。

電解質異常と VPC の発生メカニズム

心室期外収縮(VPC)の発生には、体内の電解質バランスが深く関わっています。

特に、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどの電解質は心筋細胞の電気的活動に重要な役割を果たします。

過度の発汗や下痢、利尿薬の使用などで電解質のバランスが崩れると、心筋細胞の興奮性や伝導性に異常が生じ、VPC が誘発されやすくなるのです。

電解質異常VPC への影響
低カリウム血症心筋細胞の興奮性増大、不整脈リスク上昇
マグネシウム欠乏心筋の電気的安定性低下、VPC 発生頻度増加
低カルシウム血症心筋収縮力低下、不整脈誘発リスク上昇

薬剤性 VPC の発生要因

一部の薬剤は、副作用として心室期外収縮(VPC)を引き起こす可能性があります。

特に注意が必要なのは、抗不整脈薬や抗うつ薬、抗ヒスタミン薬などです。

これらの薬剤は心臓の電気的活動に影響を与え、意図せずに VPC を含む不整脈を誘発する可能性があります。

薬剤性 VPC のリスク要因

  • 抗不整脈薬の使用
  • 特定の抗うつ薬の服用
  • 一部の抗ヒスタミン薬の使用
  • 電解質バランスに影響を与える薬剤(利尿薬など)の服用

一部の抗不整脈薬は本来不整脈を抑制する目的で使用されますが、逆に心筋の興奮性を高めてしまい、VPC を引き起こす場合があります。

また、抗うつ薬の中には、心臓の伝導系に影響を与えQT 間隔の延長を引き起こすものがあります。

診察(検査)と診断

心室期外収縮(VPC)の診察は、問診、心電図、必要に応じてホルター心電図や心臓超音波などの検査を行い、VPCの発生源、頻度、形態、症状、および潜在的な心臓疾患を評価することで行われます。

検査方法特徴
12誘導心電図短時間の心電図波形を記録
ホルター心電図24時間以上の長時間記録
運動負荷心電図運動中の心電図変化を観察
心エコー検査心臓の構造や機能を評価

問診と身体診察

  • 自覚症状
  • 生活習慣
  • 既往歴などの聴取
  • 脈の不整
  • 心音の異常

このような基本的な診察により、VPCの可能性を初期段階で評価していきます。

心電図検査

通常の12誘導心電図を記録し、特徴的な波形を確認します。

VPCは通常の心拍と異なる幅広いQRS波形として現れ、その前にP波が認められないことが特徴的です。

心電図におけるVPCの主な特徴

特徴説明
QRS波形幅広い(通常0.12秒以上)
P波認められない
波形の形状正常心拍と異なる
出現タイミング予期せぬタイミングで出現

ホルター心電図検査

24時間以上の長時間にわたり心電図を記録するホルター心電図検査は、日常生活での心臓の状態を継続的に観察できます。

VPCの頻度や出現パターンを詳細に分析できるため、症状と心電図の変化の関連性を評価する上でも有用です。

運動負荷心電図検査

運動中や運動直後のVPCの挙動を観察するため、運動負荷心電図検査が実施される場合もあります。

この検査では、トレッドミルや自転車エルゴメーターを用いて運動負荷をかけながら心電図を記録し、運動によりVPCが増加するか、あるいは減少するかを観察します。

確定診断

VPCの確定診断は、以下の手順で進められるのが一般的です。

  1. 問診と身体診察による初期評価
  2. 12誘導心電図での特徴的な波形の確認
  3. ホルター心電図による24時間の心電図記録と分析
  4. 必要に応じて運動負荷心電図検査の実施
  5. 心エコー検査などによる心臓の構造的異常の評価

心室期外収縮(VPC)の治療法と処方薬、治療期間

心室期外収縮(VPC)の治療は、軽度の場合は経過観察が主となりますが、症状が強い場合や頻度が高い場合は薬物療法や非薬物療法が選択されます。

治療の基本方針

心室期外収縮(VPC)の治療において、最も重要なのは患者さんの生活の質を向上させることです。

症状が軽微で日常生活に支障がない場合、積極的な治療を行わず経過観察する場合もあります。

一方、動悸や胸部不快感などの症状が強い場合や、VPCの頻度が高い場合には治療介入が検討されます。

基礎心疾患がある患者さんはVPCが心機能に悪影響を及ぼす可能性があるため、より積極的な治療が必要です。

薬物療法

薬物療法で主に使用される薬剤は抗不整脈薬です。心臓の電気的活動に作用し、不整脈の発生を抑制します。

薬剤分類主な薬剤名
Ia群ジソピラミド、シベンゾリン
Ib群メキシレチン、アプリンジン
Ic群フレカイニド、ピルシカイニド
II群プロプラノロール、メトプロロール
III群アミオダロン、ソタロール
IV群ベラパミル、ジルチアゼム

副作用のリスクを最小限に抑えつつ、低用量から開始して徐々に増量していくのが一般的です。

非薬物療法

薬物療法以外の治療選択肢として、以下のようなものがあります。

  • 生活習慣の改善(ストレス管理、十分な睡眠、適度な運動など)
  • カテーテルアブレーション治療
  • 心臓リハビリテーション

カテーテルアブレーション治療は、薬物療法が効果不十分な場合や副作用が問題となる場合に検討されます。

治療期間の目安

治療期間主な対象
短期(数週間~数ヶ月)一過性のVPC、軽症例
中期(6ヶ月~1年)中等症例、治療反応良好例
長期(1年以上)重症例、基礎心疾患合併例

薬物療法を受けている場合、定期的な血液検査や心機能評価が必要です。

予後と再発可能性および予防

心室期外収縮(VPC)の予後は一般に良好ですが、再発の可能性があるため継続的な管理が必要です。

生活習慣の改善や定期的な経過観察が予防に効果的であり、重症度や頻度に応じて薬物療法や侵襲的治療が検討されます。

VPCの予後について

心室期外収縮(VPC)の予後は多くの場合良好であり、基礎心疾患がない場合は生命予後に大きな影響を与えるケースは少ないとされています。

ただし、VPCの頻度や持続時間、基礎心疾患の有無などによっては予後が変わる可能性があります。

予後に影響を与える要因影響の程度
VPCの頻度中程度
基礎心疾患の有無高い
年齢低い
生活習慣中程度

定期的な経過観察により状態の変化を早期に把握し、必要に応じた対応をとることが可能となります。

再発の可能性と管理

VPCは再発する可能性がある不整脈です。

再発リスクは個人によって異なりますが、ストレス、睡眠不足、過度の飲酒、喫煙、カフェインの過剰摂取などの要因が影響を与えると考えられています。

これらの要因を避けることで、再発リスクを低減できる場合があります。

定期的な心電図検査や24時間ホルター心電図検査などにより、VPCの頻度や重症度の継続的な評価が重要です。

予防法と生活習慣の改善

VPCの予防には、生活習慣の改善が欠かせません。

具体的には、適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス管理などが挙げられます。

予防法効果
適度な運動高い
バランス食中程度
十分な睡眠高い
ストレス管理中程度
禁煙高い

これらの生活習慣改善は、VPCの予防だけでなく全身の健康維持のためにも大切です。

心室期外収縮(VPC)の治療における副作用やリスク

心室期外収縮(VPC)の治療には薬物療法や手術など様々な選択肢がありますが、それぞれに副作用やリスクが伴います。

薬物療法の副作用

薬物療法では、使用する薬剤によって異なる副作用が生じる可能性があります。

抗不整脈薬の主な副作用にはめまい、ふらつき、頭痛、吐き気などがあり、一部の薬剤では肝機能障害や甲状腺機能異常などの臓器への影響が報告されています。

薬剤の種類主な副作用
Ia群薬QT延長、心不全悪化
Ib群薬めまい、眠気
Ic群薬視覚異常、めまい
β遮断薬徐脈、疲労感

カテーテルアブレーション治療のリスク

カテーテルアブレーション治療では心臓内にカテーテルを挿入し、VPCの原因となる異常な電気信号を発する部位を焼灼しますが、この手技にも一定のリスクが伴います。

主なリスクには、出血や感染、血管損傷などがあり、まれですが、心タンポナーデや脳梗塞といった重篤な合併症が起こる事例も報告されています。

そのため、治療前に十分な説明を受け、心配な点は医師に相談するようにしましょう。

治療による新たな不整脈発生のリスク

VPCの治療を行う際、別の種類の不整脈が新たに発生するリスクがあります。

例えば、抗不整脈薬の使用によって、かえって不整脈が悪化する「催不整脈作用」が起こる場合があります。

また、カテーテルアブレーション治療後に新たな不整脈が出現する可能性もあります。

治療費について

治療費についての留意点

実際の治療費(医療費)が以下説明より高額になるケースが多々ございます。以下記載内容について当院では一切の責任を負いかねます事を予めご了承下さい。

心室期外収縮(VPC)の治療費は、症状の程度や必要な検査、治療法によって大きく異なります。

軽症例では外来での管理が中心となり、比較的自己負担は少なく済む一方、重症例や合併症を伴う場合は入院や高度な治療が必要となり、費用が高額になる可能性があります。

外来診療における治療費

外来診療では、定期的な診察と心電図検査が基本となります。

症状や状態に応じて24時間心電図(ホルター心電図)や運動負荷心電図などの検査を行います。

項目費用(目安)
心電図検査1,300円~1,600円
24時間心電図4,500円~5,500円
運動負荷心電図3,800円~4,500円

薬物療法にかかる費用

VPCの治療に用いられる薬剤は、主に抗不整脈薬です。薬物療法の費用は、使用する薬剤の種類や用量、服用期間によって変わってきます。

長期的な服用が必要なケースも多く、継続的な費用負担を考慮する必要があります。

薬剤名1日あたりの費用(目安)
メキシレチン100円~200円
プロパフェノン150円~300円
ベプリジル200円~400円

カテーテルアブレーション治療の費用

カテーテルアブレーション治療の費用は、一般的に30万円から100万円程度かかることが多いです。

ただし健康保険が適用されるため、患者さんの自己負担額は通常これよりも低くなり、3割負担の場合では9万円から30万円程度となります。

以上

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