自己免疫性溶血性貧血(AIHA) – 血液疾患

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(autoimmune hemolytic anemia)とは、体の免疫システムが誤って自分の赤血球を攻撃してしまう疾患です。

通常、免疫システムは体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除し、健康を守る役割を担っているところ、AIHAの場合、免疫システムが赤血球を異物と誤認識し攻撃します。

この過程で赤血球が破壊されることが溶血です。

溶血が進行すると赤血球数が減少し、貧血の症状が現れます。

この記事を書いた人
丸岡 悠(まるおか ゆう)
丸岡 悠(まるおか ゆう)
外科医

1988年山形県酒田市生まれ。酒田南高校卒業後、獨協医科大学(栃木)にて医師免許取得。沖縄県立北部病院、独立行政法人日本海総合病院を経て現職(医療法人丸岡医院)。

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の種類(病型)

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の病型には、温式AIHA、寒冷凝集素症(CAD)、発作性寒冷ヘモグロビン尿症(PCH)の3種類があります。

温式AIHA

温式AIHAは、AIHAの中で最も頻繁に見られる病型です。

この病型では、体温と同じ37℃前後で赤血球に対する自己抗体が最も活性化されます。

体内の正常な温度でも赤血球が破壊されるため、日常生活の中で継続的に溶血が起こります。

寒冷凝集素症(CAD)

寒冷凝集素症は、寒冷にさらされることで症状が悪化する病型です。

この病型では、低温環境下(通常4℃以下)で自己抗体が赤血球に結合し、溶血をこし、患者さんは寒い環境に出ると症状が悪化します。

病型主な自己抗体最適温度特徴的な症状
温式AIHAIgG37℃持続的な溶血
CADIgM4℃以下寒冷曝露時の症状悪化

発作性寒冷ヘモグロビン尿症(PCH)

PCHは、AIHAの中でもまれで、小児に発症することが多いです。

この病型では、寒冷に曝露された後に体が再び温まる過程で急激な溶血発作が起こります。

PCHは他の病型と比べて溶血の程度が重度です。

病型原因抗体溶血のメカニズム典型的な臨床像
温式AIHAIgG体温で活性化慢性的な貧血
CADIgM寒冷で活性化寒冷曝露時の症状増悪
PCH二相性溶血素寒冷曝露後の再加温時発作性の重度溶血

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の主な症状

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の症状は、貧血に起因する全身倦怠感、息切れ、黄疸です。

AIHAにおける貧血性症状

AIHAでは、自己免疫機序による赤血球破壊(溶血)の亢進により、体内の酸素運搬能が低下し、高頻度に観察されるのが全身の倦怠感です。

患者さんは日常的活動においても異常な疲労を感じ、体力の急激な減退を経験します。

また、労作時の息切れや動悸も頻発する症状です。

症状病態生理学的説明日常生活への影響
全身倦怠感組織酸素化の低下による代謝機能の低下労働生産性の低下、QOLの悪化
息切れ組織酸素需要と供給のアンバランス身体活動の制限、運動耐容能の低下
動悸貧血に対する代償性頻脈不整脈リスクの上昇、心血管系負担の増大
めまい脳血流の相対的低下転倒リスクの増加、認知機能への影響

黄疸と関連症状

AIHAの特徴的所見は過剰な赤血球破壊に伴う黄疸で、ビリルビン(赤血球分解産物)の体内蓄積により、皮膚や強膜が黄色調を呈する状態です。

黄疸に随伴して現れる症状

  • 尿の濃色化(褐色尿):ビリルビン尿の排泄増加による
  • 便色の変化:胆汁排泄障害による灰白色便
  • 皮膚掻痒感:ビリルビンの皮膚沈着による
  • 消化器症状:胆汁酸の腸管内蓄積による食欲不振や悪心

貧血進行に伴う重症症状

AIHAによる貧血の進行に伴い、より重篤な症状が生じます。

頭痛、集中力低下、めまいなどの神経学的症状が見られ、重度の貧血では、胸痛や息切れが生じ、軽微な労作でも苦痛を伴います。

重症貧血症状病態生理学的機序生活機能への影響
頭痛脳血流低下、低酸素状態認知機能低下、労働効率の悪化
めまい前庭系への酸素供給不足平衡機能障害、転倒リスク上昇
胸痛心筋酸素需給バランスの破綻心血管系負荷の増大、活動制限
重度の息切れ肺胞気動脈血酸素分圧較差の拡大著しい運動耐容能の低下

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の原因

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の原因は、体内の免疫システムが誤って自身の赤血球を異物と認識し、攻撃を加えることです。

AIHAにおける免疫学的メカニズム

AIHAは、体内で赤血球に対する自己抗体が産生されることで発症します。

自己抗体は、本来なら正常であるはずの赤血球を異物として認識し、攻撃し始め、赤血球の寿命が著しく短縮され、体内での破壊が加速することに。

健康な状態では赤血球は約120日間体内を循環しますが、AIHAを発症すると数日から数週間で破壊されてしまいます。

赤血球の状態正常な寿命AIHAでの寿命
健康な個体約120日
AIHA罹患時数日から数週間

続発性AIHAを起こす主要な要因

続発性AIHAの原因となる疾患や要因

  • 自己免疫疾患(全身性エリテマトーデス、関節リウマチなどの体の免疫系が正常な組織を攻撃する病気)
  • リンパ増殖性疾患(慢性リンパ性白血病、悪性リンパ腫などのリンパ球が異常に増殖する病気)
  • ウイルス感染(EBウイルス、サイトメガロウイルスなどの特定のウイルスによる感染)
  • 薬剤(ペニシリン系抗生物質、メチルドパなどの特定の薬物)

AIHAの発症メカニズム

AIHAの発症メカニズムは、自己抗体の種類や特性によって異なり、温式AIHAと冷式AIHAという2つの主要なタイプがあります。

AIHA のタイプ自己抗体の主な特徴抗体が最も活性化する温度
温式AIHAIgG型自己抗体が優位体温付近(約37℃)
冷式AIHAIgM型自己抗体が中心的低温環境(約4℃)
  • 温式AIHA IgG型自己抗体が赤血球表面に結合し、脾臓内のマクロファージ(大食細胞)による貪食作用を起こすことで赤血球の破壊を促進。
  • 冷式AIHA 低温環境下でIgM型自己抗体が赤血球に結合し、補体系(免疫系の一部で、抗体と協力して働く血清タンパク質群)を活性化させることで溶血反応が起こる。

遺伝的要因

特定のHLA(ヒト白血球抗原:免疫系で重要な役割を果たすタンパク質)タイプを持つ人では、AIHAの発症リスクが高いです。

HLAタイプ関連が指摘されるAIHAのタイプ
HLA-A1主に温式AIHA
HLA-B8主に冷式AIHA
HLA-DR3両タイプのAIHA

診察(検査)と診断

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の診断は、症状の評価、血液検査、そして免疫学的検査を組み合わせて段階的に進められ、最終的には直接抗グロブリン試験(DAT)の結果に基づいて確定診断が下されます。

臨床症状の評価

AIHAの診断では、貧血に関連する症状(疲労感、息切れ、動悸など)や黄疸の有無を確認します。

身体診察の際には皮膚や眼球結膜の黄染の程度、腹部の左上部(脾臓がある位置)の腫れを観察します。

臨床症状診察時のチェックポイント
貧血の兆候顔色の青白さ、唇や歯茎などの粘膜の色
黄疸の程度皮膚全体の色味、眼球結膜の黄色み
脾臓の腫れ左上腹部の触診による違和感や腫れの確認
リンパ節の腫れ首、脇の下、足の付け根などのリンパ節の触診

血液検査

AIHAの血液検査ではまず、完全血球計算(CBC)で貧血の程度を正確に評価します。

AIHAを患っている方は、赤血球中のヘモグロビンの値が低下し、網状赤血球(若い赤血球)の数が増加する傾向が見られます。

血液の塗抹標本(血液を薄くガラス板に伸ばして顕微鏡で観察するもの)の観察も欠かせません。

球状に膨らんだ赤血球や、若々しい赤血球の存在はAIHAを強く示唆する重要な所見です。

また、生化学検査では、間接ビリルビン(赤血球の破壊で生じる物質)の上昇、LDH(組織の損傷で上昇する酵素)の増加、ハプトグロビン(赤血球の破壊で減少するタンパク質)の低下など、溶血が起きている指標を確認します。

検査項目AIHAの際に見られる特徴的な結果
ヘモグロビン値正常値より低下
網状赤血球数正常値より増加
間接ビリルビン正常値より上昇
LDH(乳酸脱水素酵素)正常値より上昇
ハプトグロビン正常値より低下、または検出不能なほど減少

免疫学的検査と確定診断

AIHAの確定診断を下すには、直接抗グロブリン試験(DAT)と呼ばれる特殊な検査が必要です。

DATは、患者さんの赤血球の表面に付着している抗体やC3補体(免疫反応に関与するタンパク質の一種)を検出する検査で、AIHAの診断には欠かせません。

このDATが陽性を示した場合、さらに詳しく抗体の種類(IgG、IgM、IgAなど)や補体の有無を調べることで、AIHAのタイプ(温式AIHA、冷式AIHA、混合型AIHAなど)を細かく分類できます。

また、間接抗グロブリン試験(IAT)も行い、血液の液体成分(血清)中に存在する遊離状態の自己抗体の有無を確認します。

他の病気との鑑別診断

AIHAの診断では、遺伝性球状赤血球症、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、薬が原因で起こる溶血性貧血などの、AIHAと似た症状を示す疾患との鑑別が重要です。

AIHAを正確に区別するための追加検査

  • 浸透圧脆弱性試験(赤血球が壊れやすいかどうかを調べる検査で、遺伝性球状赤血球症の鑑別に使用)
  • フローサイトメトリーによるCD55/CD59検査(赤血球の表面にある特定のタンパク質を調べる検査で、PNHの鑑別に使用)
  • 患者さんが服用している薬の詳しい確認と、疑わしい薬がある場合はその薬の一時的な中止
  • 骨髄検査(血液を作る骨髄の状態を調べ、血液のがんなどの可能性を除外するための検査)
鑑別すべき疾患特徴的な検査所見鑑別のポイント
遺伝性球状赤血球症浸透圧脆弱性試験で赤血球の脆弱性亢進家族歴の有無、DATが陰性
発作性夜間ヘモグロビン尿症フローサイトメトリーでCD55/CD59欠損夜間の症状悪化、血栓症の合併
薬剤性溶血性貧血薬剤中止後の症状改善薬剤服用歴、薬剤依存性抗体の検出

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の治療法と処方薬、治療期間

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の治療は、副腎皮質ステロイドや免疫抑制剤の投与、脾臓摘出術などが行われます。

AIHAの第一選択薬

AIHAの治療を開始する際、まず選択されるのが副腎皮質ステロイドです。

中でもプレドニゾロンがよく使用され、体重1キログラムあたり1-2ミリグラムという比較的高用量で治療が始まります。

薬剤名治療開始時の投与量初期投与の継続期間
プレドニゾロン1-2mg/kg/日2-4週間

血液検査の結果や症状の改善が確認できれば、徐々に薬の量を減らしていきます。

急激に薬の量を減らすと症状が再び悪化するリスクが高まるため、2-3か月かけてゆっくりと減量していくのが標準です。

AIHAの第二選択薬

ステロイド治療だけでは十分な効果が得られないときや、ステロイドを減量すると症状が悪化する(ステロイド依存性)ときは、別タイプの免疫抑制剤の使用が検討されます。

代表的な薬剤

  • アザチオプリン(免疫細胞の増殖を抑える薬)
  • シクロスポリン(T細胞の働きを抑制する薬)
  • ミコフェノール酸モフェチル(リンパ球の増殖を抑える薬)
  • リツキシマブ(B細胞を標的とする抗体薬)

薬剤はステロイドと一緒に使われることもあれば、単独で使用されることもあります。

薬剤名一般的な使用量特徴や期待される効果
アザチオプリン2-3mg/kg/日ステロイドの使用量を減らせる効果が高い
シクロスポリン5-10mg/kg/日比較的早い段階で効果が現れやすい

AIHAにおける脾臓摘出術

薬による治療ではなかなか改善が見られないAIHA患者さんに対しては、脾臓を摘出する手術が考慮されます。

脾臓は自己抗体が付着した赤血球を破壊する主な場所であるため、脾臓を取り除くことで赤血球の過剰な破壊を抑えることが可能です。

AIHAの治療期間

AIHAでは、初期治療を始めてから症状が寛解までに、数週間から数か月必要です。

治療の段階期間注意すべき点
初期治療2-4週間高用量のステロイドを継続する
維持療法数か月〜数年慎重に薬を減らし、症状悪化に注意する

症状が落ち着いた後も、1-2年は定期的に病院で検査や診察を受けることが欠かせません。

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の治療における副作用やリスク

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の治療には、ステロイド薬や免疫抑制剤の使用、脾臓を摘出する手術などが行われますが、治療法にはそれぞれ特有の副作用やリスクがあります。

ステロイド治療に伴う副作用

AIHAの初期治療として広く用いられるステロイド薬は効果的である反面、副作用が現れることがあります。

短期的には、胃や腸の不快感、眠れなくなる、気分が急に変動するなどの症状が、長期間使用すると、骨がもろくなる骨粗鬆症、血糖値が上がる糖尿病、血圧が高くなる高血圧、目のレンズが濁る白内障などのリスクが高まります。

また、体の抵抗力(免疫機能)が弱まることで、さまざまな感染症にかかりやすくなるため、体調の変化に注意が必要です。

副作用症状が現れる時期注意点
胃腸の不快感短期食事の工夫や胃薬の併用が必要なことも
不眠短期生活リズムの乱れに注意
骨粗鬆症長期定期的な骨密度検査と予防が重要
糖尿病長期血糖値のモニタリングが必要

免疫抑制剤使用時のリスク

ステロイド薬の効果が十分でなかったり、ステロイドの量を減らすのが難しい場合に使用される免疫抑制剤にも、副作用があります。

特に注意が必要なのは骨髄抑制による血液細胞の減少や、肝臓や腎臓の機能が低下することです。

また、体の抵抗力が弱まることで、普段なら問題にならない弱い細菌やウイルスによる感染症(日和見感染症)にかかりやすくなります。

長期間使用すると、新たにがんが発生するリスクも懸念事項です。

脾臓摘出手術に関連するリスク

脾臓摘出手術は手術そのもののリスクに加えて、手術後長期間にわたって影響が続く合併症のリスクもあります。

手術中や手術直後の出血や感染のリスクは避けられません。

また、脾臓を摘出した後は、細菌による感染症にかかるリスクが一生涯高まります。

手術後のリスク予防対策気をつける点
OPSI(重症感染症)特定のワクチン接種発熱時は速やかに受診
手術後の感染抗生物質の予防的使用傷の管理と清潔保持
血栓症早期離床、抗凝固療法急な足の腫れに注意

輸血に関連するリスク

AIHAが急に悪化したときや重症の場合には輸血が必要になることがありますが、輸血にも特有のリスクがあります。

輸血した血液が体内で壊れてしまう溶血性輸血副作用や、輸血によって体の水分バランスが崩れる輸血関連循環過負荷(TACO)、輸血後に肺に炎症が起きる輸血関連急性肺障害(TRALI)などの重大な合併症に注意が必要です。

治療費について

治療費についての留意点

実際の治療費(医療費)が以下説明より高額になるケースが多々ございます。以下記載内容について当院では一切の責任を負いかねます事を予めご了承下さい。

薬剤費の内訳

ステロイド薬のプレドニゾロンは、1ヶ月あたりの薬剤費は約5,000円から15,000円です。

免疫抑制剤のシクロスポリンを使用する際は、1ヶ月あたり30,000円から50,000円ほどかかります。

薬剤名1ヶ月あたりの概算費用
プレドニゾロン5,000円 – 15,000円
シクロスポリン30,000円 – 50,000円

検査費用

AIHAの診断や経過観察には、血液検査が必要です。

検査項目と費用

  • 血算(約560円)
  • 網状赤血球数(約490円)
  • 直接クームス試験(約2,000円)
  • LDH(約110円)
  • ハプトグロビン(約2,300円)

検査を定期的に行うため、1回の外来受診で5,000円から10,000円程度の検査費用が発生します。

入院費用の試算

症状が重い場合や、治療の開始時には入院が必要となるケースがあります。

入院期間概算費用
1週間140,000円 – 210,000円
2週間280,000円 – 420,000円

以上

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