家族性大腸腺腫症(FAP) – 消化器の疾患

腸・腹膜疾患の一種である家族性大腸腺腫症(FAP)とは、遺伝子の変異により大腸全体に無数の腺腫性ポリープが発生する遺伝性疾患です。

10代から20代の比較的若い年齢で発症することが多く、放置すると大腸がんへと進行するリスクが極めて高いことが特徴的です。

ご家族の中で発症される方が多いことから「家族性」という名称が付いており、お子様への遺伝の可能性も50%程度あることが分かっています。

早期発見と継続的な経過観察が重要とされ、専門医による定期的な内視鏡検査を通じて、症状の進行状況を確認することが推奨されています。

この記事を書いた人
丸岡 悠(まるおか ゆう)
丸岡 悠(まるおか ゆう)
外科医

1988年山形県酒田市生まれ。酒田南高校卒業後、獨協医科大学(栃木)にて医師免許取得。沖縄県立北部病院、独立行政法人日本海総合病院を経て現職(医療法人丸岡医院)。

目次[

家族性大腸腺腫症(FAP)の種類(病型)

家族性大腸腺腫症(FAP)は、遺伝子の変異により発症する消化管ポリポーシス症候群の一つとして広く認識されています。

ポリープの数的特徴から、密生型FAP、非密生型FAP、attenuated FAPという3つの主要な病型に区分され、このうち密生型FAPと非密生型FAPを総称して典型的FAPと呼称します。

FAP病型の基本分類

家族性大腸腺腫症(FAP)における病型分類は、大腸内に発生するポリープの数を基準として体系化されており、この分類方法は1990年代から国際的に採用されています。

欧米の大規模研究においてポリープ数による分類が予後との相関性を示すことが実証されており、診断基準として世界的に統一された見解となっています。

病型ポリープ数発症年齢の中央値生涯発症リスク
密生型FAP1,000個超16歳100%
非密生型FAP100~1,000個25歳80%
attenuated FAP10~99個55歳69%

密生型FAPの特徴

密生型FAPは、大腸粘膜全体に1,000個を超えるポリープが密生する、最も重篤な病型として位置づけられています。

内視鏡検査では正常な粘膜がほとんど確認できないほど多数のポリープが存在し、その様相は絨毯を敷き詰めたような特徴的な外観を呈します。

国際的な多施設共同研究によると、この病型では10代後半から20代前半での発症が多く報告されています。

  • 大腸粘膜全体における密集したポリープ形成
  • 粘膜表面の顕著な凹凸不整と特徴的な絨毯様外観
  • 若年での発症傾向と急速な進行

非密生型FAPの特徴

非密生型FAPは、100個から1,000個程度のポリープが観察される中間的な病型です。ポリープの分布は密生型と比較してやや疎であり、正常粘膜が部分的に確認できる特徴があります。

欧州の研究グループによる長期観察データによると、20代後半から30代前半での診断例が最も多く報告されています。

臨床的特徴観察される所見発見時の平均年齢
ポリープ分布散在性28.5歳
進行速度中等度
正常粘膜の残存部分的

attenuated FAPの特徴

attenuated FAPは、10個から99個程度の比較的少数のポリープが認められる軽症型として分類されます。この病型では、ポリープの分布が不均一で、大腸の特定の領域に集中する傾向がみられます。

国内外の研究報告によると50歳以降での診断例が多く、進行速度も他の病型と比較して緩やかです。

病型別特徴発症時期進行パターン
attenuated FAP50歳以降緩徐
非密生型FAP20-30代中等度
密生型FAP10-20代急速

家族性大腸腺腫症(FAP)の主な症状

家族性大腸腺腫症(FAP)は10代後半から20代にかけて発症することが多く、病型による症状の出現時期や進行速度には個人差が認められます。

早期発見の観点から、慎重な経過観察により症状の変化を確実に把握することが求められています。

ポリープの発生パターンと特徴

家族性大腸腺腫症におけるポリープの発生様式は、病型によって顕著な違いを示します。

密生型FAPでは1,000個を超えるポリープが大腸全体に発生し、非密生型FAPでは100から1,000個程度のポリープが観察されます。一方、attenuated FAPでは10から99個のポリープ発生にとどまり、比較的緩やかな進行を示します。

消化管における病変の分布は、大腸に限局せず上部消化管にも及ぶことが特徴的です。

胃底腺ポリープ(胃の粘膜下に発生する良性腫瘍)や十二指腸ポリープなどの随伴症状が高頻度で認められ、症状は年齢とともに増加傾向を示します。

病型分類ポリープ数好発年齢進行速度
密生型FAP1,000個以上10代後半急速
非密生型FAP100〜1,000個20代前半中等度
attenuated FAP10〜99個20代後半緩徐

初期症状と進行性の変化

初期段階における自覚症状は極めて乏しく、多くの患者さんは無症状で経過します。ポリープ数の増加に伴い、消化管症状が徐々に顕在化し始めます。具体的な症状として、以下のような変化が現れます。

  • 排便習慣の変化(下痢と便秘の交代)
  • 持続的な腹部不快感や周期的な腹痛
  • 鮮血便や暗赤色便の出現
  • 慢性的な貧血症状(めまい、立ちくらみ、全身倦怠感)
  • 食欲低下に伴う体重減少
症状進行段階主要症状随伴症状
初期便通異常軽度腹部不快感
中期出血症状貧血、体重減少
後期持続的腹痛全身状態悪化

随伴症状と合併症

消化管外症状として、皮膚、骨、歯科領域における特徴的な所見が報告されています。デスモイド腫瘍(線維性腫瘍)は腹腔内や腹壁に発生し、その発生頻度は一般人口と比較して著しく高値を示します。

随伴症状発生部位特徴的所見
軟部組織腫瘍腹腔内・腹壁デスモイド腫瘍
骨病変頭蓋骨・四肢骨骨腫・骨肉腫
歯科病変顎骨・歯列過剰歯・埋伏歯

生活への影響と日常的な注意点

症状の進行に伴い、日常生活における制限や配慮が必要となります。食事摂取量の減少や運動耐容能の低下が認められ、社会生活への影響も徐々に顕在化します。

家族性大腸腺腫症(FAP)の原因

家族性大腸腺腫症(FAP)は、APC遺伝子(がん抑制遺伝子の一種)の変異に起因する遺伝性疾患です。常染色体優性遺伝の形式をとり、遺伝子変異の特性に応じて症状の程度が大きく変化することが分かっています。

遺伝子変異のメカニズム

APC遺伝子は、細胞増殖の制御に関わる中核的なタンパク質をコードする遺伝子として知られており、第5染色体長腕上に位置しています。

この遺伝子は8,535塩基対という比較的大きな構造を持ち、その変異によって細胞増殖の制御機構に異常をきたすことで、大腸粘膜に無数の腺腫(ポリープ)が形成される原因となります。

変異の分類変異の影響発症への寄与度
ナンセンス変異タンパク質合成の途中停止非常に高い
フレームシフト変異異常タンパク質の産生高い
ミスセンス変異タンパク質機能の低下中程度
スプライシング変異RNA処理の異常高い

遺伝形式と発症リスクの実態

FAPの遺伝形式である常染色体優性遺伝では、親から子への遺伝子変異の伝達確率が50%となります。研究によると、遺伝子変異を保有する個人の発症率は、40歳までにほぼ100%に達することが判明しています。

  • 第一度近親者(親子間)の遺伝リスク:50%
  • 同胞間(兄弟姉妹間)の遺伝リスク:25%
  • 新規突然変異の発生頻度:15-20%
リスク要因発症年齢への影響エビデンスレベル
遺伝子変異の種類強いA
家族歴中程度B
環境因子弱いC

病型分類における遺伝子変異の特徴

FAPの病型は、ポリープの数によって明確に分類されます。密生型FAP(1,000個以上)では、APC遺伝子のコドン1250-1464領域に変異が集中し、非密生型FAP(100-1,000個)では、コドン157-1595領域に変異が分布します。

一方、attenuated FAP(10-99個)では、遺伝子の末端領域に変異が見られます。

APC遺伝子変異の位置効果と表現型

コドン1309周辺の変異を持つ患者では、平均して10代後半という早期に発症し、重症度も高いことが報告されています。

一方、遺伝子の末端部分の変異では、発症年齢が遅く、症状も比較的軽度となる傾向があります。

変異位置平均発症年齢重症度
コドン1309付近15-20歳重症
中央領域20-30歳中等度
末端領域35歳以降軽症

遺伝子変異の特定は、発症時期の予測や経過観察の計画立案において重要な指標となることから、遺伝子検査の実施が推奨されています。

診察(検査)と診断

家族性大腸腺腫症(FAP)の診断では、入念な問診から遺伝子検査まで、段階的な精査を実施します。

初期診察と問診における特徴的な着眼点

初期診察における家族歴の聴取は、FAPの診断において極めて重要な意義を持ちます。医療機関では、患者さんの詳細な家系図を作成し、特に若年発症の大腸がんや多発性腺腫の家族内発生に注目して評価を進めます。

問診における重点項目確認すべき具体的内容
発症年齢家族内の初発年齢分布
随伴症状眼底検査所見・皮膚所見
生活環境居住歴・職業歴・食習慣
既往歴消化管検査歴・手術歴

特に注目すべき点として、Gardner症候群(骨腫や軟部腫瘍を伴うFAP)の特徴的所見や、Turcot症候群(中枢神経系腫瘍を伴うFAP)の神経学的症状の有無についても、詳細な確認が必要となります。

内視鏡検査による詳細な病変評価

内視鏡検査においては、大腸全体の系統的な観察と、各区域における腺腫の密度評価が診断の核心となります。特に、右側結腸における腺腫の分布状況は、attenuated FAPの診断に直結する重要な所見です。

病型分類内視鏡所見の特徴好発部位
密生型FAPカーペット状の腺腫分布全大腸領域
非密生型FAP散在性の腺腫分布左側結腸優位
attenuated FAP比較的疎な腺腫分布右側結腸優位

内視鏡検査では、腺腫の形態学的特徴(平坦型・隆起型・陥凹型)や色調変化にも着目し、悪性度評価の参考とします。

遺伝子検査による分子生物学的診断

遺伝子検査では、APC遺伝子の生殖細胞系列変異の同定を目指します。検査に先立ち、遺伝カウンセリングを通じて、検査の意義や結果が及ぼす影響について、十分な説明と同意取得を行います。

遺伝子検査の段階具体的手順所要期間
事前カウンセリング遺伝的影響の説明1-2時間
検体採取末梢血10ml採取15分程度
遺伝子解析次世代シーケンス解析2-4週間

画像診断による全身評価

画像診断では、腹部CT・MRI・超音波検査を組み合わせた多角的な評価を実施します。特に、デスモイド腫瘍の検索や、他臓器病変のスクリーニングに重点を置きます。

  • 造影CT検査:腹腔内腫瘍の評価
  • MRI検査:骨盤内病変の精査
  • 超音波検査:腹壁デスモイドの検索

臨床診断基準の実践

臨床診断では、内視鏡所見・遺伝子検査・画像診断の結果を統合的に判断し、病型分類を確定します。診断後は、定期的なサーベイランスと家族内スクリーニングを実施し、早期発見・早期対応に努めます。

家族性大腸腺腫症(FAP)の治療法と処方薬、治療期間

家族性大腸腺腫症(FAP)の治療には、外科的介入と薬物療法による包括的な医療管理が求められます。病型区分と遺伝子検査の結果に基づいて、個々の症例に対する治療戦略を構築していきます。

病型分類と基本的な治療方針

密生型FAP(1,000個以上の腺腫を有する)と非密生型FAP(100~1,000個の腺腫を有する)は典型的FAPとして位置づけられ、より早期からの積極的な治療介入が必要となります。

一方、attenuated FAP(10~99個の腺腫を有する)は、比較的緩やかな病態進行を示すことから、より慎重な治療介入時期の検討が行われます。

病型腺腫の数治療開始時期の目安遺伝子検査の重要度
密生型FAP>1,000個15-20歳極めて高い
非密生型FAP100-1,000個20-25歳高い
attenuated FAP10-99個25-30歳中程度

外科的治療の種類と選択基準

外科的治療は家族性大腸腺腫症(FAP)における根治的治療の中核を担っています。大腸全摘出術には、主に回腸嚢肛門吻合術(IPAA)と回腸直腸吻合術(IRA)の2種類があり、年齢や腺腫の分布状況、合併症のリスクなどを総合的に評価して術式を選択します。

手術時期の決定には、腺腫の増殖速度や悪性化リスク、患者の社会的背景などを考慮に入れ、個別化した判断が必要です。

術前評価項目

  • 内視鏡検査による腺腫の分布状況
  • 画像診断による他臓器病変の有無
  • 血液生化学検査による全身状態の評価
  • 遺伝子検査結果の確認
  • 患者の社会的背景の考慮
術式適応条件特徴
回腸嚢肛門吻合術(IPAA)直腸に多数の腺腫術後QOLが良好
回腸直腸吻合術(IRA)直腸病変が軽度手術侵襲が小さい

薬物療法

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)による薬物療法は、腺腫の増殖抑制に有効性が確認されています。

中でもスリンダクやセレコキシブは、臨床試験において明確な効果が示されており、手術前後の補助療法として重要な役割を果たします。

これらの薬剤は、シクロオキシゲナーゼ(COX)阻害作用により腺腫の増殖を抑制することが知られています。投与量や投与期間は、状態や副作用の発現状況に応じて個別に調整します。

薬剤分類代表的薬剤標準投与量主な副作用
選択的COX-2阻害薬セレコキシブ800mg/日消化器症状
非選択的NSAIDsスリンダク300mg/日胃腸障害

術後の経過観察と治療継続期間

手術後は残存腸管の定期的な観察が必須であり、内視鏡検査を中心とした経過観察を実施します。回腸嚢や残存直腸における新規腺腫の発生をモニタリングし、早期発見・早期対応に努めます。

薬物療法は、原則として生涯にわたる継続が推奨されていますが、副作用の発現状況や治療効果をモニタリングしながら、投与量の調整を行う必要があります。

家族性大腸腺腫症(FAP)の治療における副作用やリスク

家族性大腸腺腫症(FAP)の治療では、個々の病型に応じた手術療法や薬物療法が実施されますが、それらに伴うさまざまな副作用やリスクへの対策が求められます。

手術療法における主な副作用とリスク

手術療法における副作用とリスクは、術式の選択によって大きく異なりますが、特に大腸全摘出術後の患者さまの約75%が排便機能の変化を経験することが報告されています。

術後早期の排便回数は1日あたり平均8.2回(範囲:6~12回)とされ、6か月程度の期間をかけて徐々に1日3~4回程度まで改善する傾向にあります。

合併症発生率回復までの期間
腸閉塞15-20%2-4週間
創部感染10-15%1-3週間
縫合不全5-8%4-8週間

回腸嚢肛門(管)吻合術を受けた患者さまの約30%が、術後1年以内に少なくとも1回の回腸嚢炎(腸の新しい貯留部に起こる炎症)を経験するとの研究結果も示されています。

薬物療法に関連する副作用

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)による治療では、投与開始後3か月以内に約25%の患者さまが何らかの消化器症状を経験します。胃粘膜障害の発生率は、投与期間6か月で約15%となります。

副作用の種類短期使用(3か月未満)長期使用(3か月以上)
胃粘膜障害8%15%
腎機能低下3%12%
肝機能異常2%7%

術後の長期的な影響と生活上の注意点

術後の長期的な影響として特に注目すべきは、ビタミンB12欠乏症の発生率が手術後5年で約40%に達することです。このため、定期的な血液検査による栄養状態のモニタリングが重要となります。

  • 水分摂取量:1日2.5L以上を目安
  • 食事回数:1日5-6回の少量頻回摂取を推奨
  • 運動制限:術後3か月は激しい運動を制限

デスモイド腫瘍発生のリスク管理

デスモイド腫獼の発生率はFAP患者全体の約15%と報告されていますが、特定のAPC遺伝子変異(1309番目のコドン以降の変異)を持つ場合では、その発生率が約30%まで上昇します。

発生部位頻度5年生存率
腹腔内80%90%
腹壁15%95%
その他5%98%

治療費について

治療費についての留意点

実際の治療費(医療費)が以下説明より高額になるケースが多々ございます。以下記載内容について当院では一切の責任を負いかねます事を予めご了承下さい。

家族性大腸腺腫症の医療費の内訳は、手術、投薬、検診の3つが主要な柱となっています。

小児慢性特定疾病医療費助成制度

家族性大腸腺腫症は小児慢性特定疾病に指定されており、18歳未満の患者様は医療費助成制度を活用することができます。

入院・通院にかかる医療費の自己負担額が世帯の所得に応じて設定されていて、診察、投薬、手術、検査などの治療に必要な医療費の大部分が公費で負担されます。

世帯の所得区分自己負担上限額(月額)
生活保護世帯0円
低所得世帯1,250円
一般所得世帯2,500円~5,000円
上位所得世帯10,000円~15,000円

助成対象となる医療費

以下の治療関連費用が給付対象となります。

  • 診察・投薬費用
  • 手術および入院費用
  • 検査・画像診断費用
  • 処置・処方費用

家族性腺腫性ポリポーシス 概要 – 小児慢性特定疾病情報センター

処方薬の薬価目安

※投与量や期間によって実際の費用は変動します。

薬剤名1回あたりの薬価
スルフォサラジン2,500円~3,500円
セレコキシブ3,000円~4,000円
ドキソルビシン15,000円~25,000円

1週間の治療費目安

入院加療中は基本料金に加えて、日々の処置や検査に関する費用が発生します。

項目概算費用
入院基本料35,000円~45,000円
投薬・処置25,000円~35,000円
検査費用20,000円~30,000円

1か月の治療費目安

  • 大腸全摘出手術:80万円~120万円
  • 腹腔鏡下手術:100万円~150万円
  • 化学療法:30万円~50万円
  • 定期検診:5万円~10万円
  • 投薬治療:8万円~15万円

以上

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