有鉤嚢虫症(ゆうこうのうちゅうしょう) – 感染症

有鉤嚢虫症(ゆうこうのうちゅうしょう)(taenia solium cysticercosis)とは、豚肉に寄生する有鉤条虫の幼虫が人体内に侵入し、筋肉や脳などの組織に嚢胞を形成する重篤な寄生虫疾患のことです。

主に衛生環境が整っていない地域で見られ、加熱が不十分な豚肉を食べたり、感染者の排泄物で汚染された食べ物や水を摂取したりすることで広がっていきます。

脳に寄生すればてんかんや頭痛が、筋肉に寄生すれば筋肉痛や腫れが生じる可能性もあります。

この記事を書いた人
丸岡 悠(まるおか ゆう)
丸岡 悠(まるおか ゆう)
外科医

1988年山形県酒田市生まれ。酒田南高校卒業後、獨協医科大学(栃木)にて医師免許取得。沖縄県立北部病院、独立行政法人日本海総合病院を経て現職(医療法人丸岡医院)。

有鉤嚢虫症(ゆうこうのうちゅうしょう)の種類(病型)

有鉤嚢虫症は、寄生部位によって4つの主要な病型に分類されます。

神経嚢虫症

神経嚢虫症は、有鉤嚢虫が中枢神経系に寄生する病型です。

有鉤嚢虫症の中でも特に注意が必要で、患者さんの生命に関わる深刻な状態を引き起こすことがあります。

脳や脊髄などの中枢神経系に嚢虫が寄生することで、神経症状が現れることが特徴的です。

寄生部位主な影響
脳実質てんかん発作
脳室系水頭症
脊髄麻痺症状

眼嚢虫症

眼嚢虫症は、有鉤嚢虫が眼球内に寄生する病型です。

眼球内のさまざまな部位に嚢虫が寄生することがあり、網膜や硝子体、前眼部などが影響を受け、視力障害や失明といった深刻な視覚への影響が生じる可能性があります。

筋肉嚢虫症

筋肉嚢虫症は、有鉤嚢虫が骨格筋に寄生する病型です。

この病型では、嚢虫が筋肉組織内に寄生することで、筋肉の機能障害や疼痛を引き起こします。

また、筋肉嚢虫症の特徴として、複数の部位に同時に嚢虫が寄生することがあり、全身の筋肉が影響を受けます。

影響を受ける筋肉主な症状
四肢の筋肉筋力低下
体幹の筋肉姿勢異常
顔面の筋肉表情変化

皮下嚢虫症

皮下嚢虫症は、皮膚の下に嚢虫が寄生することで、小結節や腫瘤を形成することがあります。

皮下嚢虫症の特徴

  • 多発性の結節が見られることがある
  • 結節の大きさや形状が変化することがある
  • 皮膚の外観に変化が現れない場合もある

有鉤嚢虫症(ゆうこうのうちゅうしょう)の主な症状

有鉤嚢虫症は、寄生部位に応じて、それぞれ特徴的な症状が現れます。

神経嚢虫症

神経嚢虫症は、有鉤嚢虫症の中で最も深刻な病型であり、中枢神経系への嚢虫の寄生により発症します。

この病型では、てんかん発作、頭痛、めまい、嘔吐、視力障害などの症状が現れます。

特に、てんかん発作は神経嚢虫症の代表的な症状です。

症状特徴
てんかん発作突然の意識消失や痙攣
頭痛持続的または断続的な痛み
めまい平衡感覚の乱れ
嘔吐脳圧亢進に伴う症状
視力障害視神経への圧迫による

神経嚢虫症の症状は、寄生している嚢虫の数、大きさ、位置によって異なり、時として精神症状や認知機能の低下を伴うこともあります。

眼嚢虫症

眼嚢虫症は、嚢虫が眼球内に寄生することで生じる病型です。

主な症状として、視力低下、飛蚊症、眼痛、充血などが挙げられ、患者さんの視覚機能に重大な影響を及ぼす可能性があります。

嚢虫が網膜に寄生した場合、網膜剥離や硝子体出血を引き起こし、最悪のケースでは失明につながることもあります。

眼嚢虫症の症状は、嚢虫の局在や炎症の程度によって変化し、時に無症状で経過することもあるため、定期的な眼科検診が重要です。

筋肉嚢虫症

筋肉嚢虫症は、嚢虫が骨格筋に寄生することで発症する病型です。

特徴的な症状として、筋肉痛、筋力低下、筋肉の腫れ、しこりなどが挙げられます。

無症状で経過することもありますが、多数の嚢虫が筋肉に寄生した場合、著しい筋力低下や筋肉の萎縮を引き起こします。

症状特徴
筋肉痛局所的または広範囲の痛み
筋力低下特定の筋肉群の機能低下
筋肉の腫れ寄生部位の腫脹
しこり皮下または筋肉内の触知可能な硬結

皮下嚢虫症

皮下嚢虫症は、嚢虫が皮下組織に寄生することで発症する病型です。

主な症状

  • 皮下のしこり
  • 皮膚の腫れ
  • かゆみ
  • 軽度の痛み
  • 皮膚の変色

皮下嚢虫症の症状は、寄生している嚢虫の数や部位によって異なりますが、他の病型と比較すると軽度です。

有鉤嚢虫症(ゆうこうのうちゅうしょう)の原因・感染経路

有鉤嚢虫症は、有鉤条虫の幼虫である嚢虫が人体内に侵入することで発症し、感染経路は寄生虫の生活環と密接に関わっています。

有鉤条虫の生活環

有鉤条虫の成虫は人間の小腸に寄生し、虫卵を含む片節を糞便とともに体外へ排出します。

これらの虫卵が豚に摂取されると、豚の体内で孵化し、幼虫(嚢虫)となって筋肉などの組織に寄生するようになります。

宿主寄生虫の段階
人間成虫
幼虫(嚢虫)

人間への感染経路

有鉤嚢虫症の人間への感染経路は、主に二つです。

  1. 異種感染:嚢虫に感染した豚肉を十分に加熱せずに食べることで、小腸内で成虫が発育する経路
  2. 自家感染:成虫に感染した人間の糞便中の虫卵が、何らかの理由で同じ人間または他の人間に摂取されることで起こる経路
感染経路摂取するもの結果
異種感染嚢虫(豚肉)小腸に成虫
自家感染虫卵組織に嚢虫

自家感染の場合、虫卵が体内で孵化し、幼虫(嚢虫)となってさまざまな組織に寄生することで、有鉤嚢虫症を引き起こします。

感染リスクの高い状況

有鉤嚢虫症の感染リスクが高まる状況

  • 衛生状態の悪い環境での生活
  • 十分に加熱されていない豚肉の摂取
  • 有鉤条虫に感染している人との密接な接触
  • 手洗い等の衛生習慣が不十分な場合

このような状況下では、虫卵や嚢虫との接触機会が増加し、感染のリスクが高まる傾向があります。

地理的分布と感染リスク

有鉤嚢虫症は、世界中で発生していますが、特に衛生状態の悪い地域や豚の飼育が一般的な地域で多く見られます。

感染リスクが比較的高い地域

  • ラテンアメリカ
  • サハラ以南のアフリカ
  • 東南アジア
  • インド亜大陸
地域主な感染リスク要因
ラテンアメリカ豚の自由放牧、不十分な衛生管理
アフリカ貧困、不十分な衛生設備
東南アジア伝統的な豚肉料理、衛生知識の不足

環境要因と感染リスク

有鉤嚢虫症の感染リスクは、環境要因によっても大きく影響を受けます。

感染リスクを高める環境要因

  • 不適切な糞便処理システム
  • 汚染された水源の使用
  • 不衛生な食品取り扱い方法
  • 豚の飼育環境と人間の生活環境の近接

診察(検査)と診断

有鉤嚢虫症の診断には、患者さんの症状、渡航歴、食生活などの聞き取りに加え、画像診断や血液検査など複数の検査方法を組み合わせます。

問診と身体診察

患者さんの海外渡航歴、食習慣(特に豚肉の生食や加熱不足)、症状の出現時期や進行具合などを聞き、神経学的検査、眼底検査、筋力評価、皮膚の視診・触診などを実施します。

画像診断

画像診断は嚢虫の位置や数、大きさを把握するために活用されます。

検査方法特徴
CT検査頭蓋内や筋肉内の石灰化した嚢胞を検出
MRI検査軟部組織の詳細な評価が可能
超音波検査皮下や筋肉内の嚢胞の評価に有用

特に、神経嚢虫症の診断には頭部CT・MRI検査が不可欠であり、嚢胞の形状や周囲の浮腫、石灰化の有無などを詳細に分析できます。

眼嚢虫症の診断では、眼底検査や眼部超音波検査が効果的で、網膜や硝子体内の嚢虫を直接観察することが可能です。

血清学的検査

血清学的検査は、患者さんの血液中にある有鉤嚢虫に対する抗体を検出する手法で、診断の補助として広く利用されています。

代表的な血清学的検査方法

  • ELISA法(酵素免疫測定法)
  • ウェスタンブロット法
  • 免疫電気泳動法
  • 補体結合反応

検査は高い感度と特異度を有するものの、偽陽性や偽陰性の可能性もあるため、他の検査結果や臨床症状と併せて総合的に判断することが重要です。

その他の補助的検査

有鉤嚢虫症の診断精度を向上させるため、補助的検査が実施されることがあります。

検査方法目的
髄液検査中枢神経系感染の評価
筋生検筋肉内の嚢虫の直接確認
遺伝子検査嚢虫のDNA同定

髄液検査:特に神経嚢虫症が疑われる際に行われ、髄液中の白血球数増加や蛋白濃度上昇、糖濃度低下などが観察されることがあります。

筋生検:筋肉嚢虫症の確定診断に役立ち、組織学的に嚢虫を直接観察することが可能です。

遺伝子検査:PCR法などを用いて嚢虫のDNAを同定し、診断の確実性を高めるために用いられます。

有鉤嚢虫症(ゆうこうのうちゅうしょう)の治療法と処方薬、治療期間

有鉤嚢虫症の治療は、薬物療法と外科的介入を効果的に組み合わせて実施され、治療期間は個々の症例によって大きく異なります。

薬物療法

薬物療法は、有鉤嚢虫症の主要な治療法の一つで、体内の嚢虫を死滅させることが目的です。

主に使用される薬剤

薬剤名一般的な投与量
アルベンダゾール1日2回、400mg
プラジカンテル1日3回、25mg/kg

通常2〜4週間の治療期間にわたって投与されます。

外科的介入

外科的介入は、特定の状況下で必要となる治療法です。

外科的介入が検討されるケース

  • 脳や眼球など、重要な部位に大きな嚢虫が存在する場合
  • 薬物療法が効果を示さない場合
  • 嚢虫の死滅により引き起こされる炎症反応が危険な場合

外科的介入の方法は、次のような手順で行われます。

  1. 画像診断による嚢虫の正確な位置の特定
  2. 局所麻酔または全身麻酔の実施
  3. 最小限の侵襲で嚢虫へのアプローチ
  4. 嚢虫の摘出
  5. 周囲組織の修復

外科的介入後の回復期間は、通常1〜4週間程度です。

併用療法

多くの事例では、薬物療法と外科的介入を組み合わせた併用療法が効果的です。

治療法主な目的
薬物療法体内の嚢虫の死滅
外科的介入大きな嚢虫の除去

併用療法の流れ

  1. 初期評価:画像診断や血液検査による感染状況の把握
  2. 薬物療法:抗寄生虫薬の投与開始
  3. 経過観察:定期的な検査による治療効果の評価
  4. 外科的介入:必要に応じて嚢虫の摘出手術を実施
  5. 継続的な薬物療法:残存する可能性のある嚢虫の死滅を目指す

併用療法の治療期間は、3〜6ヶ月程度を要することが多いです。

治療後のフォローアップ

有鉤嚢虫症の治療後は、長期的なフォローアップが重要です。

治療終了後行われる経過観察

  • 定期的な画像診断による嚢虫の再発チェック
  • 血液検査による炎症マーカーの確認
  • 神経学的評価(神経嚢虫症の場合)

フォローアップ期間は、通常1〜2年程度ですが、患者さんの状態に応じて延長されることもあります。

予後と再発可能性および予防

有鉤嚢虫症の予後は早期発見と迅速な対応によって大きく左右され、再発リスクを最小限に抑えるためには継続的な経過観察と予防策の徹底が欠かせません。

予後の見通し

有鉤嚢虫症は、早い段階で発見され対処された際には、多くの患者さんで良好な予後が見込まれます。

感染部位予後の傾向
神経系比較的厳しい
早期発見が鍵
筋肉一般的に良好
皮下最も良好

神経系の感染:永続的な神経障害のリスクがあるるため、早期診断と素早い対応が予後改善の鍵です。

眼の感染:早期発見と処置により視力保持の可能性が高まりますが、対応が遅れると失明のリスクが増大します。

筋肉や皮下の感染:概して予後が良好ですが、広範囲に及ぶ場合には機能障害が残る可能性があります。

再発リスクと経過観察

有鉤嚢虫症の再発リスクは、初回感染時の対処法と継続的な経過観察によって大きく影響を受けます。

再感染を防ぐために注意する点

  • 定期的な医療機関での検査
  • 血清学的検査による抗体価のモニタリング
  • 画像診断による嚢虫の状態確認
  • 症状の自己観察と変化の報告

再発のリスクは完全に排除することは困難ですが、経過観察と生活習慣の見直しにより、大幅に低減することが可能です。

予防策の重要性

有鉤嚢虫症の予防には個人レベルでの取り組みと社会レベルでの対策が不可欠です。

予防レベル具体的な対策
個人手洗い、食品衛生
社会公衆衛生の改善、啓発活動

個人レベルでの主な予防策

  • 徹底した手洗いの実践
  • 生の豚肉や加熱不十分な豚肉の摂取を控える
  • 清浄な水の使用
  • 野菜や果物の入念な洗浄

社会レベルでの予防策としては、公衆衛生の向上、特に下水処理システムの整備や家畜の衛生管理の強化が重要です。

有鉤嚢虫症(ゆうこうのうちゅうしょう)の治療における副作用やリスク

有鉤嚢虫症の治療において、薬物療法と外科的介入の両方に副作用やリスクが伴います。

薬物療法における副作用

有鉤嚢虫症の治療に使用される抗寄生虫薬には、いくつかの副作用が報告されています。

主な副作用

  • 消化器症状(悪心、嘔吐、腹痛)
  • 頭痛
  • めまい
  • 発疹
  • 一時的な肝機能障害

副作用の多くは一過性であり、治療の継続とともに改善することが多いですが、一部の患者さんでは重度の副作用が生じることもあります。

薬剤名主な副作用
アルベンダゾール肝機能障害、骨髄抑制
プラジカンテルめまい、頭痛、腹痛

特に長期間の薬物療法を要する際には、定期的な血液検査や肝機能検査を行い、副作用の早期発見と対応が重要です。

外科的介入のリスク

外科的介入は、嚢虫の位置や数によっては避けられない治療法ですが、いくつかのリスクを伴います。

主なリスク

  1. 手術部位の感染
  2. 出血
  3. 麻酔に関連する合併症
  4. 神経損傷(特に脳や脊髄の手術の場合)
手術部位主なリスク
神経機能障害、てんかん
視力低下、失明
筋肉機能障害、慢性痛

嚢虫死滅に伴う炎症反応

有鉤嚢虫症の治療において、最も注意を要する副作用の一つが、嚢虫の死滅に伴う炎症反応です。

薬物療法や外科的介入により嚢虫が死滅すると、周囲の組織に強い炎症反応が生じることがあります。

この炎症反応は、特に中枢神経系に嚢虫が寄生している際に危険です。

  • 頭蓋内圧亢進
  • てんかん発作
  • 神経機能障害の悪化

リスクを軽減するため、治療開始時にはステロイド薬を併用することがありますが、ステロイド薬自体にも副作用があるため、慎重な投与管理が求められます。

免疫反応の変化

有鉤嚢虫症の治療過程で、嚢虫が死滅すると、これまで抑制されていた免疫反応が急激に活性化し、過剰な炎症反応や自己免疫反応を引き起こすことがあります。

免疫反応の変化に伴うリスク

  • アレルギー反応
  • 自己免疫疾患の発症や悪化
  • 他の潜在的な感染症の顕在化

長期的な合併症

有鉤嚢虫症の治療後も、特に中枢神経系に嚢虫が寄生していた場合、長期的な合併症が報告されています。

  • 慢性てんかん
  • 認知機能障害
  • 運動機能障害
  • 慢性頭痛

これらの合併症は、嚢虫の存在による組織損傷や、治療過程での炎症反応によって引き起こされます。

治療費について

治療費についての留意点

実際の治療費(医療費)が以下説明より高額になるケースが多々ございます。以下記載内容について当院では一切の責任を負いかねます事を予めご了承下さい。

初診・再診料

初診料は約2,820円、再診料は約730円です。

検査費用

検査項目費用
CT検査10,000〜20,000円
MRI検査20,000〜40,000円
血液検査3,000〜5,000円

処置・投薬費用

抗寄生虫薬の費用は1日あたり5,000〜10,000円程度です。

入院費用

入院日数概算費用
1週間10〜15万円
1ヶ月40〜60万円

以上

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