下垂体腺腫 – 脳・神経疾患

下垂体腺腫(pituitary adenoma)とは、脳の底部に位置する下垂体(体内のホルモンバランスを制御する内分泌器官)に形成される良性腫瘍のことです。

この腫瘍は緩やかに成長し、多くの患者さんでは長期間にわたり無症状で経過します。

ただし、腫瘍の大きさや発生部位によっては、腫瘍の影響で内分泌系のバランスが崩れ、体調の変化や不調をもたらします。

さらに、腫瘍が増大すると周辺の脳組織や神経を圧迫し、持続的な頭痛や視野狭窄などの神経学的症状を起こします。

この記事を書いた人
丸岡 悠(まるおか ゆう)
丸岡 悠(まるおか ゆう)
外科医

1988年山形県酒田市生まれ。酒田南高校卒業後、獨協医科大学(栃木)にて医師免許取得。沖縄県立北部病院、独立行政法人日本海総合病院を経て現職(医療法人丸岡医院)。

下垂体腺腫の種類(病型)

下垂体腺腫は、ホルモン分泌の有無によって機能性腺腫と非機能性腺腫の2つに分類されます。

機能性腺腫の種類と特徴

機能性腺腫は、特定のホルモンを過剰に産生され、ホルモンの種類によってさらに細かく分類されます

プロラクチノーマは乳汁分泌や生理不順を、成長ホルモン産生腫瘍は手足や顔の骨が徐々に大きくなる末端肥大症を、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)産生腫瘍は体型の変化や高血圧などが現れるクッシング病を生じさせます。

それぞれの症状は、過剰に分泌されるホルモンが体内で起こすさまざまな作用によるものです。

機能性腺腫の場合ホルモンの過剰分泌による症状が現れるため、早期に発見されます。

非機能性腺腫の特徴と診断の難しさ

一方、非機能性腺腫はホルモンを産生しないか、臨床的に意味のある量のホルモンを分泌しません。

この種類の腫瘍は、腫瘍自体の大きさによって周囲の組織を圧迫することで症状を起こします。

非機能性腺腫の診断は、ホルモン過剰による特異的な症状がないため、機能性腺腫に比べて難しいことが多いです。

腫瘍の大きさによる分類

下垂体腺腫は、大きさによっても分類されます。

  • マイクロアデノーマ(直径10mm未満):比較的小さく、周囲への影響が少ない
  • マクロアデノーマ(直径10mm以上40mm未満):周囲組織への圧迫が起こり得る
  • 巨大腺腫(直径40mm以上):周囲組織への圧迫や浸潤のリスクが高い
サイズ分類直径臨床的特徴
マイクロアデノーマ10mm未満周囲への影響が少ない
マクロアデノーマ10mm以上40mm未満周囲組織への圧迫の可能性
巨大腺腫40mm以上周囲組織への圧迫や浸潤のリスクが高い

腫瘍が大きくなるほど、周囲の組織への圧迫や浸潤のリスクが高まります。

下垂体腺腫の主な症状

下垂体腺腫は、腫瘍の大きさやホルモン分泌の変化に応じて、視覚障害から内分泌機能の異常まで、幅広い症状を引き起こします。

視覚に関連する症状

下垂体腺腫が増大すると、近接する視神経や視交叉(しこうさ:左右の目からの視神経が交差する部分)を圧迫し、視野が狭くなったり、視力が低下したりする視覚障害が生じます。

特に、両側のこめかみ側の視野が欠ける「両耳側半盲」は、下垂体腺腫に特徴的な症状です。

ホルモンの過剰分泌による症状

下垂体腺腫がホルモンを過剰に分泌する場合、ホルモンの種類に応じて多様な症状が現れます。

ホルモン症状
成長ホルモン手足の肥大、顎の突出、軟部組織の肥厚
プロラクチン無月経、乳汁分泌、性機能低下
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)中心性肥満、満月様顔貌、皮膚線条
  • 成長ホルモンを過剰に産生する腫瘍 手足や顎の骨が徐々に大きくなる先端巨大症という状態が起きる。
  • プロラクチンを過剰に産生する腫瘍 女性では月経が止まったり不妊の原因になったりすることがあり、男性では性機能の低下が見られる。
  • ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を過剰に産生する腫瘍 クッシング病と呼ばれる状態になり、お腹周りに脂肪がつきやすくなったり、顔が丸くなったりする特徴的な外見の変化が現れる。

ホルモン分泌不足による症状

腫瘍が大きくなって正常な下垂体組織を圧迫すると、ホルモンの分泌が低下し、ホルモン不足に応じた症状が現れます。

  • 成長ホルモン不足:全身の倦怠感、体力や筋力の低下
  • 性腺刺激ホルモン不足:性機能の低下、不妊、骨密度の減少
  • 甲状腺刺激ホルモン不足:疲れやすさ、寒がり、便秘傾向
  • 副腎皮質刺激ホルモン不足:血圧低下、めまい、ストレスへの抵抗力低下

頭痛および神経症状

腫瘍の増大に伴い、頭蓋内の圧力が上昇することで、頭痛が生じます。

頭痛は朝方に強く感じられ、日中になるにつれて軽減しますが、持続的で鈍い痛みを伴うことが多いです。

また、腫瘍が周囲の脳組織を圧迫することで、痙攣や意識レベルの変化などの神経症状が現れることもあります。

症状特徴
頭痛朝方に強く、持続的で鈍い痛み
痙攣突発的に起こり、体の一部または全身に現れる
意識障害軽度のぼんやりした状態から重度の昏睡まで様々

非特異的な全身症状

下垂体腺腫による症状の中には、一見しただけでは腫瘍との関連が分かりにくいものも含まれます。

例えば、全身のだるさ、食欲不振、体重の増減などが挙げられますが、これらの症状は他の多くの疾患でも見られるため、下垂体腺腫の診断には慎重な観察と検査が欠かせません。

非特異的症状原因
全身倦怠感ホルモンバランスの乱れ
食欲不振視床下部への圧迫
体重変化代謝異常、ホルモン分泌異常

下垂体腺腫の原因

下垂体腺腫の発症には、遺伝的要因や環境因子、ホルモンバランスの乱れなど、複数の要素が絡み合って発症します。

遺伝的要因が及ぼす影響

下垂体腺腫の発症には、遺伝的な要因が関与している可能性が高いことが、明らかになってきました。

特定の遺伝子に変異が起こると、下垂体腺腫の発生リスクが上昇することが示唆されています。

多発性内分泌腫瘍症1型(MEN1、複数の内分泌腺に腫瘍ができやすい遺伝性疾患)や家族性単離性下垂体腺腫(FIPA、家系内で下垂体腺腫が多発する遺伝性疾患)などの遺伝性疾患では、下垂体腺腫の発生リスクが一般の方よりも顕著に高いです。

遺伝性疾患関連遺伝子特徴
MEN1MEN1遺伝子複数の内分泌腺に腫瘍が発生
FIPAAIP遺伝子家族内で下垂体腺腫が多発

遺伝子変異は、細胞の増殖や分化(細胞が特定の機能を持つように成熟すること)を制御する機能に影響を与え、腫瘍の形成につながります。

環境因子が果たす役割

放射線被曝や頭部外傷などの外的要因が、下垂体細胞のDNA(遺伝情報を担う物質)に損傷を与え、細胞の異常な増殖、つまり腫瘍化を起こす可能性が指摘されています。

また、慢性的なストレスや不規則な生活習慣なども、体内のホルモンバランスを乱すことで間接的に下垂体腺腫の発症に影響を及ぼす可能性があります。

ホルモンバランスの乱れがもたらす影響

下垂体は、体内のホルモンバランスを調整する重要な器官です。

このバランスが何らかの理由で乱れると、下垂体細胞の異常増殖を起こし、腫瘍形成につながります。

視床下部-下垂体-標的臓器軸(ホルモンの分泌を制御する一連の仕組み)の機能不全が長期間続くと、下垂体細胞が過剰に刺激されたり、逆に抑制が解除されたりすることで、腫瘍形成のリスクが高まります。

ホルモン軸関連腫瘍影響を受ける臓器
視床下部-下垂体-副腎軸ACTH産生腫瘍副腎
視床下部-下垂体-甲状腺軸TSH産生腫瘍甲状腺
視床下部-下垂体-性腺軸プロラクチン産生腫瘍卵巣・精巣

診察(検査)と診断

下垂体腺腫の診断は、患者さんの訴える症状や身体の変化の評価から始まり、血液検査でホルモンの値を測定し、画像検査で腫瘍の位置や大きさを確認した後、最終的には組織を調べることで確定されます。

臨床診断

下垂体腺腫の診断プロセスは、患者さんが感じている体の変化や不調、そして観察できる身体の特徴を評価することから始まります。

視野が狭くなったり頭痛が続いたりするような神経に関連する症状、あるいはホルモンのバランスが崩れることで起こる体の変化がないかを確認。

また、手足が大きくなる先端巨大症や女性の月経が止まるといった、下垂体腺腫に特徴的な兆候がないかも観察します。

内分泌学的検査

下垂体腺腫の診断において、血液検査でホルモンの値を測定することは、病気の性質を理解するうえで欠かせない検査です。

検査項目評価対象
成長ホルモン手足が大きくなる先端巨大症
プロラクチン乳汁が出る乳汁漏出症
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)体型が変化するクッシング病
TSH(甲状腺刺激ホルモン)甲状腺機能の変化

また、下垂体の機能が低下していないかを調べるため、甲状腺ホルモンや性ホルモンも同時に測定することが多いです。

画像診断

下垂体腺腫がどこにあり、どのくらいの大きさなのかを知るには、高性能の画像検査装置を使用します。

MRI(磁気共鳴画像法)が最も適した検査方法で、腫瘍の形や大きさ、周りの脳の組織との関係を細かく調べることが可能です。

画像検査特徴と利点
MRI脳や腫瘍などの軟らかい組織をはっきりと映し出せる
CT頭蓋骨の状態や石灰化した組織を詳しく見ることができる
  • MRI検査 造影剤という特殊な薬を注射することで、腫瘍に血液がどのように流れているかも確認できる。
  • CTスキャン 腫瘍によって骨が変形していないかや、腫瘍の中に石灰化(カルシウムがたまること)が起きていないかを調べるのに役立つ。

視野検査

下垂体腺腫が大きくなって視神経を圧迫すると、視野が狭くなることがあるため、目の機能を詳しく調べる視野検査も必要です。

  • ゴールドマン視野計:検査者が直接操作して、細かく視野を調べる方法
  • 自動視野計:コンピューターを使って、客観的に視野の状態を評価する方法
  • 眼底検査:目の奥にある視神経の付け根(視神経乳頭)の状態を確認する検査

検査結果は、腫瘍がどの程度進行しているか、また手術をすぐに行う必要があるかを判断するうえで、貴重な情報です。

検査名目的
ゴールドマン視野計視野の詳細な範囲や感度を測定
自動視野計視野の状態を数値化して客観的に評価
眼底検査視神経の圧迫状態や変化を直接観察

内分泌負荷試験

血液検査をするだけでは判断が難しい場合、内分泌負荷試験が行われます。

成長ホルモンの分泌が足りないかどうかを診断する際に用いられるのは、インスリンを注射して低血糖状態を作り出す「インスリン負荷試験」や、成長ホルモン放出ホルモンを投与する「GHRH負荷試験」などです。

負荷試験を行うことで、下垂体がどの程度正常に機能しているか、また腫瘍がどのようなホルモンを作り出しているかを詳細に評価できます。

下垂体腺腫の治療法と処方薬、治療期間

下垂体腺腫の治療は、外科的手術、薬物療法、放射線治療を組み合わせて行われます。

外科的手術

外科的手術は多くの下垂体腺腫の治療で選択され、最もよく行われているのが経蝶形骨洞手術という、鼻の穴から特殊な内視鏡を入れて腫瘍を摘出する方法です。

経蝶形骨洞手術は頭蓋骨を開く必要がないため、患者さんへの負担が少なく、回復も早くなります。

手術の目的は、腫瘍を可能な限り完全に摘出することと、正常な下垂体組織をできるだけ温存することの2点です。

手術方法特徴適応
経蝶形骨洞手術低侵襲、回復が早いほとんどの下垂体腫瘍
開頭手術より広い視野で操作可能大型腫瘍や特殊な位置の腫瘍
内視鏡下経鼻的手術さらに低侵襲、精密な操作が可能小〜中型の腫瘍

手術後の入院期間は1週間程度ですが、その後の回復期間を含めると約1〜2か月かかります。

薬物療法

薬物療法は、ホルモンを過剰に分泌する機能性下垂体腺腫の治療に用いられる方法です。

過剰なホルモン分泌を抑制する薬剤や、腫瘍そのものを縮小させる効果のある薬剤が用いられます。

プロラクチン(乳汁分泌を促すホルモン)を過剰に分泌するプロラクチノーマに対しては、ドパミン作動薬と呼ばれる薬剤が使われます。

また、成長ホルモンを過剰に分泌する腫瘍に対しては、ソマトスタチンアナログという薬剤が効果を発揮。

薬物療法は長期にわたって継続されることが多く、数か月から数年、場合によっては生涯にわたって服用を続けることが必要です。

腫瘍の種類使用薬剤作用機序
プロラクチノーマカベルゴリンプロラクチン分泌抑制
成長ホルモン産生腫瘍オクトレオチド成長ホルモン分泌抑制
ACTH産生腫瘍パシレオチドACTH分泌抑制

放射線治療

放射線治療は手術や薬物療法で十分な効果が得られなかったり、腫瘍の完全摘出が困難な場合に選択される治療法です。

従来から用いられているガンマナイフや、より精密な照射が可能な定位放射線治療などの方法があります。

放射線治療の効果は徐々に現れるため、治療後の経過観察期間は数年にわたります。

放射線治療法特徴適応
ガンマナイフ一回の治療で完了小型〜中型腫瘍
定位放射線治療複数回に分けて照射大型腫瘍、重要器官近接例
陽子線治療正常組織への影響が少ない特に重要器官に近接する腫瘍

放射線治療を受けた患者さんは、その後も定期的な画像検査やホルモン検査を行い、腫瘍の変化や内分泌機能の推移を観察することが大切です。

治療後の長期的な経過観察

下垂体腺腫の治療後は、定期的な画像検査(MRIなど)やホルモン検査を通じて、腫瘍の再発や残存腫瘍の増大、ホルモン分泌の異常などを早期に発見し、対応することが重要です。

経過観察の期間

  • 治療後1年目:2〜3か月ごとの検査(画像検査とホルモン検査)
  • 治療後2〜5年目:6か月ごとの検査(画像検査とホルモン検査)
  • 治療後5年以降:年1回の検査(画像検査とホルモン検査)

下垂体腺腫の治療における副作用やリスク

下垂体腺腫の治療には、手術、放射線治療、薬による治療などがあり、それぞれの治療法には特有の副作用やリスクがあります。

手術治療に伴うリスク

下垂体腺腫の手術は、経蝶形骨洞アプローチという鼻の穴から細い器具を入れて行う方法が選択されます。

手術のリスク

  • 髄液漏:脳脊髄液(脳と脊髄を守る液体)が鼻の中に漏れ出てしまう
  • 視力・視野障害:近くを通る視神経を傷つけてしまうことによる視覚の問題
  • 下垂体機能低下症:正常な下垂体の組織を傷つけてしまい、ホルモンの分泌が減ってしまう
  • 尿崩症:水分調節をするホルモン(抗利尿ホルモン)の分泌が乱れ、多量の尿が出てしまう

放射線治療の副作用

放射線治療は腫瘍を完全に取り除くことが難しかったり、手術後の再発を防ぐために用いられますが、副作用が報告されています。

早期に現れる副作用後になって現れる副作用
強い疲労感下垂体機能の低下
頭髪の一時的な脱毛視力の低下
頭皮の炎症脳組織の壊死(えし:組織が死んでしまうこと)

後になって現れる副作用は、治療を受けてから数年経過してから生じることがあるため、長期間にわたる定期的な検査と経過観察が欠かせません。

薬物治療のリスクと副作用

薬物治療は、それぞれに特有の副作用があります。

薬の種類副作用
ドパミン作動薬(プロラクチン産生腫瘍に使用)吐き気、めまい感
ソマトスタチンアナログ(成長ホルモン産生腫瘍に使用)胆石の形成、下痢
成長ホルモン受容体拮抗薬(先端巨大症の治療に使用)肝臓の機能障害、関節の痛み

ホルモン補充療法の課題

下垂体の機能が低下している場合、不足しているホルモンを補うホルモン補充療法が必要となりますが、以下のような課題があります。

  • 複数の種類のホルモンを同時に調整する必要がある
  • 体内で自然に分泌されるホルモンのリズムを完全に再現することが難しい
  • 長期間にわたって使用することで、予期せぬ副作用が出るリスクがある
ホルモンの種類補充が必要となる状況
副腎皮質ホルモンストレス対応力の低下、疲労感
甲状腺ホルモン代謝の低下、倦怠感
性ホルモン生殖機能の低下、骨密度の減少

治療費について

治療費についての留意点

実際の治療費(医療費)が以下説明より高額になるケースが多々ございます。以下記載内容について当院では一切の責任を負いかねます事を予めご了承下さい。

手術治療の費用内訳

経蝶形骨洞手術の場合、手術料は約50万円から80万円です。

入院費用を含めると通常の7日間の入院で、150万円から200万円になります。

費用項目金額範囲
手術料50万円〜80万円
入院費(7日間)100万円〜120万円

薬物療法にかかる費用

プロラクチノーマの治療に用いられるカベルゴリンは、月額5000円から2万円程度です。

成長ホルモン産生腫瘍に使用されるオクトレオチドは、月額5万円から10万円かかります。

放射線治療の費用

ガンマナイフ治療の場合、1回の治療で約100万円から150万円です。

定位放射線治療は複数回の治療を要するため、総額で150万円から200万円になることがあります。

放射線治療法費用範囲
ガンマナイフ100万円〜150万円
定位放射線治療150万円〜200万円

保険適用による自己負担の軽減

下垂体腺腫の治療は、健康保険が適用されます。

実際の自己負担額

  • 手術治療 30万円〜90万円
  • 薬物療法(月額) 3000円〜3万円
  • 放射線治療 15万円〜60万円

以上

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