髄膜炎菌感染症

髄膜炎菌感染症(meningococcal infection)とは、髄膜炎菌が引き起こす感染症の総称です。

髄膜炎菌は、ナイセリア属に分類されるグラム陰性の球菌で、ヒトの上気道に常在。

通常無害ですが、何らかの理由で菌が血流に入ると、急速に数を増やし、重い感染症を引き起こすことがあります。

髄膜炎菌に感染すると、発熱や頭痛、意識がはっきりしなくなるなどの症状が現れ、最悪の場合は命に関わることもあります。

この記事を書いた人
丸岡 悠(まるおか ゆう)
丸岡 悠(まるおか ゆう)
外科医

1988年山形県酒田市生まれ。酒田南高校卒業後、獨協医科大学(栃木)にて医師免許取得。沖縄県立北部病院、独立行政法人日本海総合病院を経て現職(医療法人丸岡医院)。

髄膜炎菌感染症の種類(病型)

髄膜炎菌感染症には、髄膜炎菌性髄膜炎、髄膜炎菌血症、髄膜炎菌性肺炎、さらにいくつかの病型があります。

髄膜炎菌性髄膜炎

髄膜炎菌性髄膜炎は、髄膜炎菌感染症の最も一般的な病型の一つです。 この病型では、髄膜炎菌が脳や脊髄を覆う髄膜に感染し、炎症を引き起こします。

症状発生機序
発熱炎症反応によって引き起こされる
頭痛髄膜の炎症によって引き起こされる
意識障害脳への炎症の波及によって引き起こされる
項部硬直髄膜刺激症状の一つ

髄膜炎菌血症

髄膜炎菌血症は、髄膜炎菌が血流に侵入し、全身に感染が広がる病型です。

この病型では、多臓器不全を引き起こす可能性があり、非常に重篤な経過をたどることがあります。

症状発生機序
発熱全身性炎症反応によって引き起こされる
ショック症状菌毒素による血管透過性亢進と血圧低下によって引き起こされる
皮膚の出血斑菌毒素による血管障害によって引き起こされる

髄膜炎菌血症は、早期の集中治療管理が必要な病型です。

髄膜炎菌性肺炎

髄膜炎菌性肺炎は、髄膜炎菌が肺に感染を引き起こす病型です。 この病型では、肺炎症状に加え、髄膜炎や敗血症を合併することがあります。

その他の病型

髄膜炎菌感染症には、他にも以下のような病型があります。

  • 髄膜炎菌性関節炎:関節に感染が広がり、関節炎を引き起こす
  • 慢性髄膜炎菌菌血症:長期間にわたって菌血症が持続する
  • 髄膜炎菌性心膜炎:心膜に感染が広がり、心膜炎を引き起こす
  • 髄膜炎菌性結膜炎:結膜に感染が広がり、結膜炎を引き起こす

これらの病型は、髄膜炎菌感染症の中でも比較的まれですが、診断と治療が行われないと、重篤な合併症を引き起こすこともあります。

髄膜炎菌感染症の主な症状

髄膜炎菌感染症は、感染部位や病態によってさまざまな症状を示します。

髄膜炎菌性髄膜炎

髄膜炎菌性髄膜炎は、髄膜炎菌が髄膜に感染することで発症する病気です。

この病気の主な症状としては、頭痛、発熱、項部硬直、意識障害などが挙げられます。

症状特徴
頭痛激しい頭痛が特徴的
発熱高熱が続く
項部硬直首の後ろが硬くなる
意識障害意識レベルが低下する

頭痛や発熱は、他の感染症でもよく見られる一般的な症状ですが、髄膜炎菌性髄膜炎の場合、非常に強い頭痛と高熱が特徴です。

また、項部硬直は髄膜刺激症状の一つであり、髄膜炎に特有の症状として知られています。

意識障害も見逃せない重要な症状の一つで、重症化が進むと昏睡状態に陥ってしまうこともあります。

髄膜炎菌血症

髄膜炎菌血症は、髄膜炎菌が血流に入り込み、全身に感染が広がる病態です。

主な症状

  • 発熱
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 関節痛
  • 紫斑(皮膚の出血斑)
症状割合
発熱90%
頭痛80%
筋肉痛70%
関節痛60%
紫斑50%

紫斑は、髄膜炎菌血症に特徴的な症状であり、重症化のサインとして重要視されています。

皮膚に現れる紫色の斑点は、時間の経過とともに広がりを見せ、場合によっては壊死に至ることも。

髄膜炎菌性肺炎

髄膜炎菌性肺炎は、髄膜炎菌が肺に感染することで発症する病気で、主な症状は、発熱、咳嗽、胸痛などです。

肺炎球菌性肺炎など、他の細菌性肺炎との鑑別が難しいことがあるため、髄膜炎菌感染症の可能性を考慮し、検査を行います。

その他の病型

髄膜炎菌性関節炎は、髄膜炎菌が関節に感染することで発症し、罹患関節の腫脹や疼痛を主な症状とします。

慢性髄膜炎菌菌血症は、髄膜炎菌が長期間にわたって血流に存在する病態で、間欠的な発熱や全身倦怠感が続くことが特徴的です。

髄膜炎菌感染症の原因・感染経路

髄膜炎菌感染症は、髄膜炎菌が原因で発症する感染症で、主な感染経路は飛沫感染です。

髄膜炎菌とは

髄膜炎菌は、学名を「Neisseria meningitidis」と呼ばれるグラム陰性の双球菌です。

この細菌は、ヒトの上気道粘膜に常在しており、多くの場合は無症状のまま保菌されています。

学名Neisseria meningitidis
分類グラム陰性双球菌

髄膜炎菌の感染経路

髄膜炎菌は、主に飛沫感染によって人から人へと伝播します。

感染者や保菌者が咳やくしゃみをした際に飛び散る飛沫に含まれる髄膜炎菌を、別の人が吸入することで感染が成立。

また、感染者や保菌者との濃厚接触、特に唾液を介した接触によっても感染する可能性があります。

  • 飛沫感染が主な感染経路
  • 感染者や保菌者との濃厚接触でも感染のリスクあり
  • 唾液を介した接触にも注意が必要

髄膜炎菌の感染リスクが高い集団

髄膜炎菌感染症の感染リスクが高いのは、集団生活を送る環境にある人です。 特に、以下のような集団では感染リスクが高くなります。

感染リスクが高い集団具体例
乳幼児保育園児など
学生寮生活を送る学生など
兵士集団生活を送る兵士など

無症状保菌者の存在

髄膜炎菌感染症の原因となる髄膜炎菌は、ヒトの上気道粘膜に常在している細菌であり、多くの場合は無症状のまま保菌されています。

無症状保菌者は、自覚症状がないために感染に気づかず、知らないうちに周囲の人に髄膜炎菌を伝播させてしまう危険性があります。

髄膜炎菌感染症の予防には、無症状保菌者の存在を念頭に置いた対策が欠かせません。

診察(検査)と診断

髄膜炎菌感染症の診察(検査)の方法と臨床診断および確定診断は、迅速に実施することが患者の予後を大きく左右します。

病歴聴取と身体診察

髄膜炎菌感染症が疑われる患者さんに対しては、まず詳細な病歴聴取を行います。

発熱、頭痛、意識障害、項部硬直などの典型的な症状の有無を確認し、感染経路や感染リスクについても情報を集め、次に、身体診察を実施。

体温、血圧、脈拍、呼吸数などのバイタルサインを確認し、全身状態を評価します。 特に、髄膜刺激徴候の有無を入念に観察することが大切です。

髄膜刺激徴候所見
項部硬直頸部の屈曲制限
ケルニッヒ徴候下肢の屈曲時に抵抗や疼痛
ブルジンスキー徴候下肢の屈曲時に膝関節の伸展

血液検査と髄液検査

臨床診断を裏付ける根拠を得るため、血液検査と髄液検査を実施します。

血液検査で評価する項目

  • 白血球数および白血球分画
  • CRP(C反応性蛋白)
  • プロカルシトニン

これらの炎症マーカーの上昇は、感染症を示唆する所見です。

髄液検査は確定診断に不可欠の検査です。 腰椎穿刺により採取した髄液を分析します。

  • 髄液圧の上昇
  • 髄液の混濁
  • 髄液中の白血球数増加(多核球優位)
  • 髄液中のグルコース低下
  • 髄液中のタンパク増加
髄液所見評価項目
外観混濁の有無
細胞数白血球数、多核球優位
生化学グルコース低下、タンパク増加

細菌学的検査

確定診断のためには、髄液や血液からの髄膜炎菌の分離・同定が必要です。

グラム染色や髄液の塗抹標本の鏡検により、グラム陰性双球菌の存在を確認します。

さらに、髄液や血液を培養することで、髄膜炎菌の分離・同定を行います。

近年では、PCR法による髄膜炎菌の迅速診断も可能です。 PCR法は、髄液中の髄膜炎菌のDNAを増幅することで、短時間で高感度に菌を検出できます。

画像検査

髄膜炎菌感染症では、頭部CTやMRIによる画像検査も重要で、脳実質の炎症や浮腫、脳圧亢進の有無を評価することが可能です。

髄膜炎菌感染症の治療法と処方薬、治療期間

髄膜炎菌感染症の治療では、抗菌薬の投与が中心となり、感染初期の段階で抗菌薬治療を開始することが大切です。

髄膜炎菌感染症の治療の基本

髄膜炎菌感染症の治療において、第一選択となるのは抗菌薬の投与です。

感染症の原因となる髄膜炎菌に対して有効な抗菌薬を選択し、十分な量を投与します。

治療開始が遅れると、重篤な合併症を引き起こす危険性が高まるため、迅速な対応が求められます。

治療の基本内容
第一選択抗菌薬の投与
選択基準髄膜炎菌に対する有効性

主な処方薬

髄膜炎菌感染症の治療に用いられる主な抗菌薬

  • ペニシリン系抗菌薬(アンピシリン、ペニシリンGなど)
  • セフェム系抗菌薬(セフトリアキソン、セフォタキシムなど)
  • カルバペネム系抗菌薬(メロペネムなど)

これらの抗菌薬は、髄膜炎菌に対して優れた抗菌活性を示し、治療効果が期待できます。

抗菌薬の種類代表的な薬剤
ペニシリン系アンピシリン、ペニシリンGなど
セフェム系セフトリアキソン、セフォタキシムなど
カルバペネム系メロペネムなど

治療期間

髄膜炎菌感染症の治療期間は、一般的には7〜14日間の抗菌薬投与です。

ただし、合併症の有無や重症度によっては、さらに長期の治療を要する場合もあります。

治療効果の判定

髄膜炎菌感染症の治療効果は、以下のような点から判定されます。

  • 臨床症状の改善
  • 髄液所見の正常化
  • 血液培養の陰性化

これらの所見が改善傾向にあり、患者さんの全身状態が安定していれば、治療が奏功していると判断できます。

ただし、治療終了後も一定期間は経過観察を行い、再発や後遺症の有無を確認することが大切です。

予後と再発可能性および予防

適切な抗菌薬を投与することで、症状は速やかに改善し、後遺症なく回復することが見込めます。

しかしながら、治療開始が遅れたり、重症化したりした際は、神経学的後遺症や聴力障害などの合併症が残る可能性も。

予後不良になるリスク

敗血症性ショックや髄膜炎を発症すると、予後不良となるリスクが高まります。

予後頻度
良好(後遺症なし)80%
神経学的後遺症10%
聴力障害5%
死亡5%

再発の可能性について

髄膜炎菌感染症が再発することはまれであり、治療を受ければ、再発の可能性は低いとされています。

ただし、免疫不全状態の患者さんや、感染後の予防内服を完遂しなかった人では、再発のリスクが高まるので注意が必要です。

予防接種の重要性

髄膜炎菌感染症の予防において、ワクチン接種は非常に有効な手段で、3つの血清型に対するワクチンがあります。

  • 血清型A
  • 血清型C
  • 血清型Y
ワクチン接種対象接種回数
4価結合体ワクチン2ヶ月以上2〜4回
4価ポリサッカライドワクチン2歳以上1回

ハイリスクグループへの対応

以下のようなハイリスク集団に対しては、積極的なワクチン接種が推奨されます。

  • 補体欠損症の患者
  • 無脾症や機能的脾臓摘出状態の患者
  • 流行地域への渡航者
  • 髄膜炎菌感染症の患者との濃厚接触者

これらのハイリスクグループでは、感染リスクが高いため、確実にワクチン接種を行うことが感染予防に欠かせません。

髄膜炎菌感染症の治療における副作用やリスク

髄膜炎菌感染症の治療では、患者さんの状態や使われるお薬によって、さまざまな副作用やリスクが生じる可能性があります。

抗菌薬の副作用と対策

抗菌薬の使用は欠かせませんが、副作用が生じることがあります。

  1. アレルギー反応:皮疹、発熱、呼吸困難などの症状が現れる場合があります。重篤なアナフィラキシーショックに至ることもあるため、十分な注意が必要です。
  2. 消化器症状:悪心、嘔吐、下痢などの症状が生じることがあります。重篤な偽膜性大腸炎を引き起こす可能性もあります。
  3. 腎機能障害:抗菌薬の中には腎臓に負担をかけるものがあり、腎機能が低下する恐れがあります。特に高齢者や腎機能が元々低下している患者さんでは注意が必要です。
  4. 肝機能障害:まれに抗菌薬によって肝臓の炎症や機能低下が生じることがあります。
  5. 血液障害:好中球減少症や血小板減少症など、血液に関する副作用が生じる場合があります。
副作用対策
アレルギー反応皮疹や呼吸困難などの症状を観察し、早期発見に努める。重篤な場合は速やかに薬剤を中止する。
消化器症状食事と薬の時間を調整し、症状に応じて制吐剤や整腸剤を使用する。重症例では薬剤の変更を検討する。
腎機能障害定期的に腎機能検査を行い、異常が見られた場合は薬剤の減量や中止を検討する。
肝機能障害定期的に肝機能検査を行い、異常が見られた場合は薬剤の変更や中止を検討する。
血液障害定期的に血液検査を行い、異常が見られた場合は薬剤の変更や中止を検討する。

ステロイド薬の副作用と注意点

重症例ではステロイド薬を使用することがありますが、副作用や注意点があります。

  1. 感染症のリスク増加:ステロイド薬は免疫抑制作用があるため、感染症にかかりやすくなります。特に日和見感染症や結核などに注意が必要です。
  2. 血糖値の上昇:ステロイド薬は血糖値を上昇させる作用があるため、糖尿病患者さんでは注意が必要です。定期的な血糖測定と適切な血糖コントロールが求められます。
  3. 骨密度の低下:長期のステロイド薬使用は骨密度を低下させ、骨粗鬆症や骨折のリスクを高めます。必要に応じてビタミンDやカルシウムの補充、骨密度測定などが検討されます。
  4. 精神症状の出現:ステロイド薬によって不眠、不安、興奮、抑うつなどの精神症状が生じることがあります。症状に応じた対応が必要です。
  5. 消化性潰瘍:ステロイド薬は胃や十二指腸に潰瘍を生じさせる可能性があります。必要に応じて胃薬の併用が検討されます。
  6. 満月様顔貌や体重増加:ステロイド薬の長期使用によって特徴的な満月様顔貌や体重増加が生じることがあります。

副作用を防ぐためには、ステロイド薬の使用は必要最小限にとどめ、定期的なモニタリングを行います。

モニタリング項目頻度
バイタルサイン1日3回以上
血液検査(血糖、電解質、肝腎機能など)定期的に(1-2週間ごと)
感染症の徴候毎日
精神症状毎日
消化器症状毎日
骨密度測定長期使用の場合、定期的に

薬剤耐性菌への対策

薬剤耐性菌の出現を防ぐためには、抗菌薬を正しく使うことが大切です。

感受性試験の結果を基に薬剤を選択し、必要最小限の投与期間と用量を設定することが求められます。

治療費について

治療費についての留意点

実際の治療費(医療費)が以下説明より高額になるケースが多々ございます。以下記載内容について当院では一切の責任を負いかねます事を予めご了承下さい。

髄膜炎菌感染症の治療費は、初診料、再診料、検査費、処置費、入院費などを含めると、数十万円から数百万円に及ぶ可能性があります。

初診料と再診料

初診料は、患者が初めて医療機関を受診した際に支払う費用で、2,820円から4,350円程度です。

再診料は、同一の医療機関を再び受診した際に支払う費用で、720円から1,450円程度となります。

検査費と処置費

髄膜炎菌感染症の診断には、血液検査、髄液検査、画像検査などが必要で、抗菌薬の投与や補助療法などの処置費もあります。

検査・処置費用
血液検査5,000円〜20,000円
髄液検査10,000円〜30,000円
抗菌薬投与5,000円〜50,000円

入院費

重症例では、集中治療室(ICU)での管理が必要となり、入院費が高額になる傾向があります。

入院種類1日あたりの費用
一般病棟10,000円〜30,000円
ICU管理100,000円〜200,000円

以上

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