みなさんこんにちは、丸岡悠です。
鏡を見るたびに、目の下から頬にかけて走る斜めの線が気になっている方はいませんか。いわゆる「ゴルゴ線」は、ほうれい線やマリオネットラインと並んで、顔の印象を大きく左右する存在です。
でも、ほうれい線はほぼ全員に生じるのに対して、ゴルゴ線は「出る人と出ない人がいる」というのが面白いところなんです。これは骨格や脂肪の付き方、靭帯の構造が人によって大きく異なることを意味しています。「自分だけ老けて見える気がする」と悩んでいる方の中に、実はこのゴルゴ線が原因だったというケースは少なくありません。
そもそもゴルゴ線とはどんな状態なのか、なぜできるのか、そして放置するとどうなるのか。今日は解剖学的な根拠を踏まえながら、治療の選択肢と費用、リスクまで正直にお話しします。「自分のゴルゴ線、治療したほうがいいのかな」と迷っている方が、判断できる材料を持ち帰れる記事にしたいと思います。
この治療が選ばれる理由
「疲れて見える」「実年齢より5歳は上に見られる」。ゴルゴ線がある方からよく聞く言葉です。目の下にくっきりとした斜めの溝があると、どうしても顔全体に影ができて、疲労感や老け感を強調してしまいます。
ゴルゴ線の厄介なところは、セルフケアでの改善がほぼ期待できないという点にあります。ほうれい線であれば表情筋トレーニングや保湿で多少の変化を感じる方もいますが、ゴルゴ線の原因は皮膚の表面ではなく「骨」「脂肪」「靭帯」という深い層にあります[1]。化粧水やクリームが届く範囲では、正直どうにもなりません。
そこで選ばれているのがヒアルロン酸注入による治療です。2024年に発表された前向き研究では、36名の被験者に対してヒアルロン酸を注入した結果、ゴルゴ線の深さが施術直後から有意に改善し、6か月後もその効果が維持されていたことが報告されています[2]。メスを使わない、ダウンタイムが短い、万が一の修正も可能。仕事を長く休めない方や、「まずは試してみたい」という方にとって、最初の選択肢として理にかなっている治療です。
ゴルゴ線とは何か
ゴルゴ線とは、医学的には「ミッドチークグルーブ」(midcheek groove)と呼ばれる、目頭のあたりから頬の中央に向かって斜め約45度に走る溝のことです。日本では漫画「ゴルゴ13」の主人公デューク東郷の顔にある特徴的な線に似ていることから、この名前が広く使われるようになりました。
解剖学的に見ると、ゴルゴ線は「頬骨皮膚靭帯」(zygomatic cutaneous ligament)が皮膚を骨に固定している部分に対応しています[1]。この靭帯は頬骨から皮膚に向かって走る繊維状の組織で、顔の構造を支える「アンカー」のような役割を果たしています。
ではなぜこの靭帯が「溝」として見えるようになるのか?それは、靭帯の周囲にあった脂肪がやせたり、土台である骨自体が後退したりすることで、靭帯に引っ張られた皮膚が表面にくぼみとして現れるからです[3]。靭帯そのものは若い頃から存在していて、それが「見える」か「見えない」かは、周囲の組織のボリュームに左右されるわけです。
ほうれい線やマリオネットラインと違い、ゴルゴ線は「出やすい人」と「出にくい人」がいます。もともと頬骨が平坦な方、頬の脂肪が少ない方は20代から30代でも目立つことがあり、「生まれつきゴルゴ線がある」という方も珍しくありません。
ゴルゴ線ができる原因
ではなぜゴルゴ線は年齢とともに深くなるのか?これには大きく3つの要因が絡み合っています。
①骨の吸収。上顎骨(じょうがくこつ)は、顔面骨の中でも加齢による「骨吸収」が比較的早期から進行する部位です。骨が後退すると、その上に乗っている脂肪や皮膚の土台が崩れ、相対的に靭帯の存在が浮き上がって溝が深くなります[1]。30代後半から変化が始まり、50代で顕著になるケースが多いとされています。
②脂肪の萎縮と下垂。頬には深層脂肪(deep medial cheek fat、deep lateral cheek fat)と浅層脂肪があり、これらは年齢とともにボリュームを失います[4]。特に頬骨直下の脂肪が減少すると、靭帯が皮膚表面に「透けて」見える状態になり、溝が強調されます。
③皮膚のハリの低下。紫外線ダメージや加齢によるコラーゲン減少で皮膚自体の弾力が失われると、靭帯に引き込まれた部分がさらに深く見えます。庄内地方は冬の日照が少ないとはいえ、夏場の紫外線は強いですし、雪焼けによるダメージも蓄積しています。
この3つが複合的に進行するため、どれか一つだけ対処しても改善は限定的です。「クリームを塗れば消える」という話ではないのです。
放置するとどうなるか
ゴルゴ線とは病気ではないため、放置しても健康上の危険があるわけではありません。ただ、骨吸収や脂肪萎縮は年齢とともに確実に進行します。つまり、今ある溝は何もしなければ5年後、10年後にさらに深くなり、悪化していく可能性が高いということです。セルフケアではスキンケアや表情筋トレーニングを試す方もいますが、深層の構造変化には効かないケースがほとんどです。
ゴルゴ線が深くなると、目の下にできる影が濃くなり、「疲れている」「体調が悪そう」という印象が強まります。実際にはしっかり寝ているのに「最近寝不足?」と聞かれたり、写真を見て自分でもショックを受けたりという声は珍しくありません。
では早い段階で治療を検討するメリットはあるのか?これは「ある」と僕は考えています。溝が浅いうちはヒアルロン酸の使用量も少なく済み、費用を抑えながら自然な仕上がりを得やすいのです。深くなってからの治療は注入量も増え、周辺のボリューム補正も必要になるため、トータルの治療計画が大きくなる傾向があります。「まだそこまでひどくないから」と先延ばしにするより、気になった段階でカウンセリングだけでも受けてみることをおすすめします。
治療が向いている方と向いていない方
ゴルゴ線のヒアルロン酸治療が向いているのは、①ゴルゴ線が気になって鏡を見るのが憂鬱な方、②メスを使う手術は避けたい方、③ダウンタイムを最小限にしたい方、④まずは試してみて、合わなければ元に戻せる治療がいい方、という4タイプです。
逆に向いていない方もいます。妊娠中や授乳中の方はヒアルロン酸注入は推奨されません。自己免疫疾患のある方、注入部位に活動性の皮膚疾患や感染症がある方も、事前に医師への相談が必須です。「ゴルゴ線を完全にゼロにしたい」という期待をお持ちの方にも正直にお伝えしますが、注入治療は「溝を目立たなくする」ことが目的で、「線を完全に消す」ことを保証するものではありません。
判断に迷う���合は、まず来院してカウンセリングを受けるだけでも構いません。初回の診察では、お顔の状態を診て、治療が適しているかどうか、ど���程度の改善���見込めるかを率直にお伝えします。クリニック選びの段階では「自分に合うかどうか分からない」という不安があるのは当然です。だからこそ、無理に施術をすすめることは絶対��ありません。安全性を最優先にしたうえで、納得してから治療に進んでいただきたいのです。
施術の仕組みとメカニズム
ヒアルロン酸によるゴルゴ線治療の基本は、「失われたボリュームを補う」ことにあります。靭帯に引き込まれて溝になっている部分の深層に、ヒアルロン酸製剤を注入して内側から持ち上げるイメージです。
2020年に発表された研究では、深層脂肪と浅層脂肪の両方にアプローチする「リキッドマラーリフト」テクニックにより、自然な仕上がりでゴルゴ線の改善が得られたと報告されています[5]。溝を直接埋めるのではなく、周辺のボリュームを全体的に回復させることで、靭帯の牽引力を相対的に弱めるという発想です。
ここで非常に重要なのは注入する「深さ」です。浅い層にヒアルロン酸を入れてしまうと、浮腫(むくみ)が長引いたり、不自然な膨らみが出たりするリスクがあります[3]。目の下から頬にかけての皮膚は薄いため、浅層への注入は特に慎重さが求められます。深層への正確な注入ができるかどうかが、仕上がりの自然さを左右すると言っても過言ではありません。
僕が施術で大切にしているのは、ゴルゴ線だけをピンポイントで見るのではなく、顔全体のバランスを見ることです。こめかみがやせている方、頬骨の上のボリュームが不足している方は、ゴルゴ線の溝だけに注入しても、根本的な改善にはつながりません。顔を一つのキャンバスとして捉えることが、自然な仕上がりへの近道です。
期待できる効果
2025年に発表されたシステマティックレビューでは、5つのランダム化比較試験(被験者748名)をメタ分析した結果、ヒアルロン酸フィラーによる中顔面のボリューム回復で、GAIS(全体的美的改善スケール)のレスポンダー率がコントロール群と比較して有意に高かったと報告されています[6]。つまり、「見た目が改善した」と評価される確率が統計的にも裏付けられたということです。
具体的にどう変わるかと言えば、①目の下から頬にかけての段差がなだらかになる、②顔全体の疲れた印象が減る、③頬にリフト感が出て輪郭がすっきりする、という3点が代表的な変化です。
効果の持続期間はおよそ1.5年が一つの目安です。ただし個人差はあります。代謝が速い方や表情筋をよく使う方は少し短くなる傾向があり、逆に2回目以降の方が初回より長持ちするというケースも珍しくありません。最近のMRIを用いた研究では、ヒアルロン酸フィラーが従来考えられていた3か月から12か月より長く組織内に残存する可能性が示唆されています[7]。
「劇的にビフォーアフターが変わる」というよりは、「なんだか最近疲れて見えなくなった」「写真映りが良くなった」と自然に感じる方が多いです。周囲にバレにくい変化だからこそ、「整形した感じ」にならないのが魅力です。
施術の流れ
最初にカウンセリングを行い、ゴルゴ線の状態を診断する流れから始まります。溝の深さだけでなく、こめかみ、頬骨、ほうれい線、目の下のくぼみなど顔全体の骨格とボリュームの配分を確認し、どの部位にどの程度のボリューム補正が必要かを判断します。ゴルゴ線単体ではなく顔のトータルバランスを診るのが、TFT(トータルフェイシャルトリートメント)の基本的な考え方です。
注入計画が決まったら施術に入ります。使用するのはアラガン社のジュビダームシリーズで、注入部位ごとに硬さや粘度の異なる製剤を選択します。ゴルゴ線だけであれば30分ほど、顔全体のTFTであれば1時間から2時間程度の施術時間です。
施術後は看護師と一緒に鏡で仕上がりを確認し、気になる点があればその場で微調整を行います。後日、経過観察として1回来院いただき、状態を確認します。追加注入が必要な場合は、この経過を踏まえて判断していきます。初回のカウンセリングから施術、経過観察まで含めた流れを事前に知っておくことで、安心して受診していただけると思います。
痛みとダウンタイム
正直にお伝えすると、ゴルゴ線の周辺は顔の中でも比較的敏感な部位です。特に鼻の横あたりは痛みを感じやすく、「全く痛くない」とは言えません。
ただ、施術中は看護師が常に横についていて、リラックスできるよう患者さんの状態を見ながらサポートしています。我慢できないほどの強い痛みではなく、施術後に「思ったより平気だった」と仰る方が大半です。
ダウンタイムはほぼありません。注入部位にわずかな赤みや腫れが出ることはありますが、ほとんどの場合は当日の夜から翌日には落ち着きます。内出血が起きた場合は1週間ほどで消えるのが一般的です。メイクは翌日から可能なので、仕事を何日も休む必要はありません。「この週末に受けて、月曜から普通に出勤する」というスケジュールで受ける方も多いです。
リスクと注意点
どんな医療行為にもリスクはあります。ヒアルロン酸注入で起こりうるものとして、①内出血、②腫れ、③左右差、④しこり(結節)、⑤ごくまれに血管閉塞、が挙げられます。
特に目の周辺は血管が豊富なエリアです。注入する深さと方向を正確にコントロールすることが重要で、カニューラ(鈍針)を使用することで血管損傷のリスクを軽減できますが、完全にゼロにすることはできません[3]。だからこそ、解剖学を熟知した医師のもとで施術を受けることが大切です。
僕が患者さんにお伝えしているのは、「安さだけで選ばないでほしい」ということです。使用する製剤の品質、注入技術、そして万が一のときに迅速に対応できる体制が揃っているかどうか。この3つを確認してから決めてほしいのです。ヒアルロン酸にはヒアルロニダーゼ(溶解酵素)で溶かせるという特徴があり、万が一不都合が生じた場合の修正手段が確保されているのは、他のフィラーにはない安心材料と言えます。
施術後に注意してほしいサインもお伝えしておきます。注入部位が異常に白くなる、激しい痛みが持続する、視力に変化を感じるといった症状は血管閉塞の初期兆候である可能性があり、直ちにクリニックへ連絡が必要です。当院では施術後も緊急時の対応体制を整えていますので、少しでも不安を感じたらすぐにお電話ください。こうした合併症は極めてまれですが、リスクがゼロではない以上、安全な対応ができる環境で治療を受けることが何より大切です。
費用の目安
ヒアルロン酸注入の費用は、使用する製剤の種類と本数によって大きく変わります。日本国内の相場としては1本(1cc)あたり3万円台から10万円以上と幅広いのが実情です。
ここで知っておいてほしいのが、価格差の背景です。安い価格帯の製剤には、韓国製や厚生労働省の承認を取得していない製品が含まれている場合があります。承認品と非承認品では品質管理基準、長期安全性データの蓄積、製造元によるサポート体制が大きく異なります。「安いからお得」ではなく、「何を注入するか」に注意を払ってください。
当院では厚生労働省承認のアラガン社ジュビダーム(1本10万円)を使用しています。ゴルゴ線単独の治療であれば1本から2本程度、顔全体のTFTで3本から5本が目安です。ヒアルロン酸治療の費用ガイドも参考にしていただきつつ、実際の本数は状態を診てからご提案します。「いくらかかるのか分からないと検討しづらい」というお気持ちはよく分かります。費用の詳細はカウンセリング時に、実際のお顔の状態を診たうえで具体的な本数と見積もりをお伝えしています。
他の治療との比較
ゴルゴ線の改善に使われる治療法は、ヒアルロン酸以外にもいくつか存在します。それぞれの特徴を整理しておきます。
脂肪注入は、自分自身の脂肪を採取して注入する方法です。異物反応のリスクが低く、定着すれば長期間にわたる効果が期待できます。ただし脂肪採取のための吸引手術が必要で、ダウンタイムが1週間から2週間と長くなります。「手術は避けたい」「仕事を長く休めない」という方にはハードルが高い選択肢です。
糸リフトはたるみを物理的に引き上げる施術ですが、ゴルゴ線のような「溝」に対してはボリュームを補う効果が弱く、単独では十分な改善が得にくいケースが多いです。HIFU(ハイフ)はたるみの引き締めには有効ですが、ゴルゴ線の主な原因である「ボリュームロス」に対しては直接的なアプローチができません。
ではなぜヒアルロン酸が選ばれるのか?それは、①「ボリュームを補う」という目的に最も直接的に応えられること、②ダウンタイムが短いこと、③万が一の際にヒアルロニダーゼで溶解できる「やり直し」が利くこと、この3つが理由です。ヒアルロン酸注入のリスクと対処法についても併せてご確認ください。
当院(TFTクリニック)での特徴
当院ではTFT(トータルフェイシャルトリートメント)というアプローチを採用しています。ゴルゴ線だけをピンポイントで埋めるのではなく、顔全体のバランスを見ながら、必要な部位に必要な量を配分していく考え方です[8]。
たとえばゴルゴ線が深い方の場合、実は「こめかみのボリューム不足」や「頬骨まわりの脂肪減少」が根本原因になっていることがあります。溝だけに注入しても、周囲のボリュームが不足していれば自然な仕上がりにはなりません。だからこそ、顔全体を一つの「キャンバス」として見る視点が欠かせないのです。
「酒田市で美容医療を受けるのは不安がある」「都市部でないと良い治療は受けられないのでは」と思われる方もいるかもしれません。でも、使用する製剤は東京のクリニックと同じアラガン社ジュビダーム(厚労省承認品)です。製剤の品質に地域差はありません。ヒアルロン酸の量と効果の関係について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
ゴルゴ線とは長年かけて進行する変化であり、治療の判断を急ぐ必要はありません。ただ、「一度話だけでも聞いてみたい」と思ったタイミングが、受診のちょうどいいタイミングです。カウンセリングでは、治療が必要かどうかも含めて率直にお伝えします。美容医療に対して「敷居が高い」と感じている方も多いかもしれませんが、迷っている段階でも、診察で状態を確認するだけで治療の適応やリスクの理解が大きく変わることがあります。
よくある質問(FAQ)
Q:
ゴルゴ線は自力で消せますか?
A:
残念ながら、スキンケアや表情筋トレーニングだけで消すのは困難です。ゴルゴ線の原因は皮膚の表面ではなく、骨や脂肪、靭帯といった深い層にあるため、外側からのアプローチだけでは根本的な改善は期待できません。保湿やUVケアは進行の抑制に役立ちますが、すでに目立っている溝を消すには医療的な介入が必要です。
Q:
ゴルゴ線とほうれい線の違いは何ですか?
A:
ほうれい線は鼻の横から口角にかけて縦方向に走る溝で、ほぼ全員に加齢とともに現れます。一方、ゴルゴ線は目の下から頬の中央にかけて斜め方向に走る溝で、骨格や脂肪の分布によって「出る人」と「出ない人」がいるのが特徴です。原因となる解剖学的構造が異なるため、治療のアプローチも変わってきます。
Q:
ゴルゴ線の治療は何回で終わりますか?
A:
多くの方は1回の施術で改善を実感されます。ただし、溝が深い方や顔全体のボリュームロスが大きい方は、経過を見てから追加注入を行う場合があります。施術後に1回の経過観察をお受けいただき、その結果をもとに追加の必要性を判断します。
Q:
20代でもゴルゴ線はできますか?
A:
はい、できる方はいます。もともと頬骨が平坦な骨格の方や、頬の皮下脂肪が少ない方は、若い年代でもゴルゴ線が目立つことがあります。加齢だけが原因ではなく、骨格の個人差が大きく関与しているのがゴルゴ線の特徴です。
Q:
ヒアルロン酸の効果はどのくらい持続しますか?
A:
およそ1.5年が目安です。個人差はあり、代謝が速い方はやや短く、2回目以降の施術では初回より長持ちする傾向も報告されています。永久的な効果ではありませんが、必要に応じてメンテナンス注入を行うことで、良い状態を維持できます。
Q:
失敗したらどうなりますか?やり直しはできますか?
A:
ヒアルロン酸にはヒアルロニダーゼという溶解酵素が存在し、注入したヒアルロン酸を溶かすことが可能です。万が一、仕上がりに不満がある場合や、左右差が気になる場合でも修正手段があるのは、ヒアルロン酸治療の大きな利点です。ただし溶解にもリスクはゼロではないため、最初から適切な量と部位に注入することが最も重要です。
Q:
ゴルゴ線の治療に何本のヒアルロン酸が必要ですか?
A:
ゴルゴ線だけの治療であれば1本から2本程度が目安です。ただし、こめかみや頬全体のボリュームも合わせて改善するTFTの場合は3本から5本を使用するケースが多くなります。必要本数は溝の深さや顔全体の状態によって異なるため、カウンセリングで実際にお顔を拝見してからご提案します。
Q:
施術後にやってはいけないことはありますか?
A:
施術当日は激しい運動、飲酒、長時間の入浴、サウナは控えてください。注入部位への強い圧迫やマッサージも1週間程度は避けるのが望ましいです。メイクは翌日から、洗顔は当日から可能です。日常生活に大きな制限はありません。
参考文献
- Lee JH, et al. Definitions of groove and hollowness of the infraorbital region and clinical treatment using soft-tissue filler. Arch Craniofac Surg. 2018;19(1):1-8.
- Li Y, et al. Efficacy and Safety of Hyaluronic Acid Combined with Botulinum Toxin Type A in the Treatment of Midcheek Groove: A Prospective Study. Aesthetic Plast Surg. 2024. doi:10.1007/s00266-024-04440-0.
- Kim YS, et al. Anatomical-Based Filler Injection Diagnosis to Treatment Techniques: Infraorbital Groove and Hollowness. Life (Basel). 2025;15(2):237.
- Rohrich RJ, Pessa JE. The fat compartments of the face: anatomy and clinical implications for cosmetic surgery. Plast Reconstr Surg. 2007;119(7):2219-2227.
- Moradi A, et al. A New Approach in the Correction of the Midcheek Groove: The Liquid Malar-lift Technique. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2020;8(7):e2936.
- Efficacy and Safety of Hyaluronic Acid Fillers for Midface Augmentation: A Systematic Review and Meta-Analysis. Medicina (Kaunas). 2025;61(10):1823.
- Chiang YZ, et al. Hyaluronic Acid Filler Longevity in the Mid-face: A Review of 33 Magnetic Resonance Imaging Studies. Aesthet Surg J. 2024;44(8):NP540-NP547.
- De Maio M, et al. Injection Guidelines for Treating Midface Volume Deficiency With Hyaluronic Acid Fillers: The ATP Approach. Aesthet Surg J. 2022;42(8):920-934.
ゴルゴ線に関するご相談・カウンセリング予約
庄内プライベートクリニック(医療法人丸岡医院グループ)では、ゴルゴ線に関連するご相談をはじめ、お悩みやご希望に合わせた美容医療の選択肢をご案内しています。まずはカウンセリングからお気軽にご相談ください。
電話でのご予約: 0234-25-3217
LINE予約: 友だち追加してご予約