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コラーゲンは飲むだけで増える?肌の土台を守る正しい方法

コラーゲンは飲むだけで増える?肌の土台を守る正しい方法 | 医療法人丸岡医院

みなさんこんにちは、丸岡悠です。

「コラーゲンって飲んでも意味ないんでしょ?」

美容に関心がある方なら、一度はこの疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。正直に言うと、僕自身も数年前まではそう思っていました。飲んでも胃で分解されるから意味がない。それが長い間、医学界での「常識」だったからです。

でも、最近の研究でその常識が揺らいでいます。2025年に発表されたメタ分析では、23の臨床試験を統合して分析した結果、経口サプリメントが肌の水分量や弾力性を改善する可能性が示されました[1]。ただ、ここに一つ落とし穴があるのですが、それは後ほどお話しします。

今日はコラーゲンという「肌の土台」について、飲むサプリから美容医療の施術まで、僕なりに正直にお話しさせていただきます。肌のハリや弾力が気になり始めた方が「自分はどうすればいいのか」を判断するための材料になれば嬉しいです。

コラーゲンと肌のハリの深い関係

肌の真皮層、つまり表皮の下にある「本体」ともいえる部分は、その質量の約70%がコラーゲンで構成されています。コラーゲンは肌のハリや弾力を維持するための「骨組み」のような存在で、この骨組みがしっかりしていれば肌はふっくらとした弾力を保てます。

ではなぜ、年齢を重ねると肌がたるんだり、シワが深くなったりするのか?それはこのコラーゲンが年々減少していくからです。25歳を過ぎると、体内でのコラーゲン産生量は年に約1%から1.5%ずつ低下していくと報告されています[1]。50歳になる頃には、20代の頃と比べて約25%から30%のコラーゲンが失われている計算になります。

この数字、みなさんはどう感じますか?「たった1%?」と思うかもしれません。でも、25年間積み重なると話が違ってくるわけです。肌のハリ低下やたるみの「正体」は、コラーゲンの静かな減少だと言ってよいでしょう。

コラーゲンが減少する3つの原因

年齢による自然な減少だけではなく、コラーゲンの分解を加速させる要因がいくつかあります。

①紫外線による「光老化」。紫外線はコラーゲンを分解する酵素であるMMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)の活性を高めます。日常的に紫外線を浴び続けることで、分解スピードが産生スピードを上回ってしまうのです。②酸化ストレス。活性酸素がコラーゲン繊維を直接攻撃して、その構造を壊します。喫煙や睡眠不足、ストレスの蓄積はこの酸化ストレスを増大させます。③糖化反応。食事で摂取した余分な糖分がコラーゲンと結合して「AGEs」という老化物質を作り出します。糖化したコラーゲンは弾力を失い、肌の黄ぐすみの原因にもなります。

つまり、コラーゲンの減少は「年齢だけのせい」ではないんです。紫外線対策や生活習慣の見直しが美容医療と同じくらい大切だということは、強調しておきたいと思います。適応のある施術を受ける場合でも、日常のケアが土台になるわけです。

放置するとどうなるか

コラーゲンが減り続けた場合、肌にはどのような変化が現れるのか?放置すれば悪化する一方なのか?これはみなさんが気にしているポイントだと思います。

30代後半から40代にかけて、まず「ハリの低下」が目立ち始めます。朝起きた時の枕の跡が消えにくくなったり、夕方になると頬のラインが下がって見えたり。40代半ば以降は、ほうれい線やマリオネットラインが深くなり、フェイスラインの輪郭がぼやけてきます。50代になると、頬のボリューム減少が顕著になり、顔全体の「陰影」が強調されます。

ではなぜこの話をするかと言うと、「今は気にならないから大丈夫」と思って何も対策をしないまま10年が経つと、回復のハードルが格段に上がるからです。コラーゲンは一度大きく失われると、元の状態に完全に戻すことは難しい。だからこそ「気になり始めた段階」で一度カウンセリングを受け、現状を客観的に把握することが大切なのです。早めの相談が選択肢を広げます。「まだ早いかな」と思う段階の来院こそ、安全で負担の少ない治療につながるわけです。

飲むコラーゲンの効果と最新エビデンス

「コラーゲンは飲んでも胃で分解されるから無意味」。これ、昔から何度も聞いた言葉です。僕もそう学んできました。

ところが、近年の研究で事情が変わってきています。加水分解されたコラーゲンペプチドは、消化の過程で完全にバラバラになるわけではなく、一部がジペプチドやトリペプチドの形で腸管から吸収され、血中を経由して皮膚に到達することが確認されました[5]。2024年のランダム化比較試験では、コラーゲンペプチドを12週間摂取したグループで、肌の水分量と弾力性が有意に改善したと報告されています[5]。

そして2025年に発表された大規模なメタ分析では、23の臨床試験(対象者1,474名)を統合分析した結果、コラーゲンサプリメントの摂取が肌の水分量、弾力性、シワの改善に有意な効果を示しました[1]。

ただ、ここで正直にお伝えしなければならないことがあります。この同じメタ分析の中で、「製薬会社からの資金提供を受けていない研究」に限定して再分析したところ、水分量、弾力性、シワのいずれにも有意差が認められなかったのです[1]。つまり、研究資金のバイアスが結果に影響している可能性があるわけです。

では、飲むコラーゲンは完全に無駄なのか?そこまで言い切れるデータもまだありません。少なくとも重篤な副作用はほぼ報告されていないので、日々のベースケアとして取り入れること自体を否定する理由はないでしょう。ただ、飲むだけで劇的に肌が変わるという期待は、正直なところ持ちすぎないほうがよいと僕は思っています。「サプリだけでは物足りない」と感じたら、それは美容医療について一度相談してみるタイミングかもしれません。

美容医療でコラーゲン産生を促す仕組み

コラーゲンサプリメントが「間接的な」アプローチだとすれば、美容医療は皮膚の線維芽細胞に「直接的に」働きかけます。線維芽細胞というのは、真皮の中でコラーゲンやエラスチンを作り出す「工場」のような細胞です。

ではどうやってこの細胞を活性化するのか?大きく分けて2つの考え方があります。

1つ目は「物理的な刺激」です。ヒアルロン酸フィラーを注入すると、真皮内の線維芽細胞が機械的に引き伸ばされます。この物理的なストレスが引き金となり、線維芽細胞がTGF-β/Smadシグナル経路を介してI型コラーゲンを新たに合成します[2][6]。単にボリュームを足すだけではなく、細胞レベルで肌の若返りを促しているのです。

2つ目は「創傷治癒反応」の応用です。レーザーで皮膚に微細な熱損傷を与えると、体は傷を治そうとして修復プロセスを起動します。この過程で線維芽細胞が活性化し、新しいコラーゲンが産生されます[4]。コラーゲンのリモデリングは治療後最大12ヶ月にわたって続くとされており、施術直後ではなく数ヶ月かけて肌質が変わっていくのが特徴です。

ヒアルロン酸注入がコラーゲンを増やす理由

ヒアルロン酸注入というと「ボリュームを足す治療」というイメージが強いかもしれません。でも、それだけではないんです。

2007年にArchives of Dermatologyに掲載された研究で、光老化した皮膚に架橋ヒアルロン酸を注入したところ、注入部位でI型プロコラーゲンの産生が有意に増加したことが報告されています[2]。注入後4週間、13週間のいずれの時点でも、コラーゲンの沈着量がコントロール群と比較して増えていました。

ではなぜ、ヒアルロン酸を入れるだけでコラーゲンが増えるのか?それは線維芽細胞が「引っ張られた」ことを感知して、組織を修復しようとする反応を起こすからです。ゲルが真皮の中で物理的なテンションを生み出し、その刺激がコラーゲン産生のスイッチを入れるわけです[6]。

しかも、繰り返し注入することでコラーゲンがさらに蓄積し、結果として「注入しなくても肌が以前より良い状態」を維持できる可能性があるという報告もあります[2]。ただ「入れたら永久に持つ」というわけではなく、ヒアルロン酸自体は約1.5年で体に吸収されるため、定期的なメンテナンスは必要です。どのタイミングで再施術を検討するかは、カウンセリングで肌の状態を見ながら判断していきます。

レーザー治療によるコラーゲン再構築

レーザー治療は、皮膚に意図的に微小な熱損傷を与えることで、体本来の修復力を利用して真皮を再構築させるアプローチです。

フラクショナルレーザーの研究では、治療後に「ネオコラゲネシス」つまり新しいコラーゲンの産生と再配列が組織学的に確認されています[4]。この再構築プロセスは即日完了するものではなく、数ヶ月から最大12ヶ月にわたって徐々に進行します。だからこそ、レーザー治療後に「少しずつ肌の質感が変わってきた」と感じる方が多いのです。

レーザーとヒアルロン酸の併用については、2019年の系統的レビューで安全性と有効性の両面から支持���れています[3]。そ���ぞれ異なるメカニズムでコラーゲン産生を促すため、組み合わせることで相乗効果が期待できるという考え方です。もちろん、併用のタイミングや順序は担当医師と相談して決めることが大切です。

施術の流れとダウンタイム

コラーゲン産生を促す美容医療の施術は、その種類によって流れが異なります。

ヒアルロン酸注入の場合は、初診時にまず医師が肌の状態を診断し、看護師と一緒に注入部位やボリュームを相談するところから始まります。肌の弾力や真皮の厚みを確認する検査の流れを経て、現状を客観的に把握します。TFT(トータルフェイシャルトリートメント)というアプローチでは、顔全体のバランスを見ながら複数部位に注入していくため、施術時間は1時間から2時間ほどかかります。ダウンタイムはほぼありません。施術後に1回経過観察の来院をお願いしています。

レーザー治療の場合は、肌質の診断結果や治療目的に応じてレーザーの種類やパラメータを設定します。施術後は一時的に赤みが出ることがありますが、日常生活に支障が出るほどではないケースがほとんどです。再診時に経過を確認し、必要に応じて追加の施術を検討していきます。

どちらの施術も、施術後は紫外線対策を特に丁寧に行ってください。せっかく産生したコラーゲンを紫外線のMMP活性化で壊してしまっては元も子もありませんから。施術を受ける際は、治療後の過ごし方についてもカウンセリングで具体的に確認しておくと安心です。副作用やダウンタイムの見通しを事前に把握できれば、施術後の不安も少なくなります。

リスクと注意すべきこと

美容医療にリスクがないとは言いません。僕はここを正直にお伝えすることが医師としての責任だと考えています。

ヒアルロン酸注入では、①内出血や腫れ。これは数日から1週間程度で落ち着くことが多いです。②ごくまれに血管閉塞。注入したヒアルロン酸が血管を圧迫した場合に起きる合併症で、皮膚の色調変化や強い痛みが生じます。これは施術後24時間以内に症状が出ることが多く、異変を感じた場合はすぐに受診し、施術を受けた医療機関に連絡してください。ヒアルロニダーゼという溶解酵素で速やかに対応できます。③アレルギー反応。頻度は非常に低いですが、発赤やかゆみが出ることがあります。

レーザー治療では、施術後の一時的な赤みや色素沈着がリスクとして挙げられます。日本人の肌はメラニン活性が高く、紫外線による炎症後色素沈着が起きやすい傾向があるため、治療後のUVケアが特に大切です。施術後1ヶ月程度は日焼け止めの塗り直しを意識してください。

コラーゲンサプリメントについては、重篤な副作用の報告はほぼありません。ただ、製品の品質にはかなりばらつきがあるため、信頼できるメーカーのものを選ぶことをお勧めします。特に海外製品で成分表示が不十分なものには注意が必要です。アレルギー体質の方や持病のある方は、安全のために医師に相談してから始めたほうがよいでしょう。

費用の目安と治療の選び方

美容医療の費用は、選ぶ施術によって大きく変わります。

ヒアルロン酸注入の場合、一般的な料金相場は1本あたり3万円台から10万円以上と幅があります。美容医療は保険適用外の自費診療となるため、料金体系はクリニックによって異なります。この価格差は何によるのか?大きいのは「使用する製剤の品質」です。安価な製品には韓国製や厚生労働省未承認のものが含まれることがあり、持続期間や安全性のデータが限られている場合があります。アラガン社のジュビダームシリーズは国際的にエビデンスが豊富で厚生労働省の承認を取得しており、その分の信頼がある製剤です。TFTでは1回の施術で3本から5本を使用するため、費用の全体像はカウンセリングで確認してください。

レーザー治療の費用は、治療範囲と必要回数によって変動します。コラーゲンの再構築を実感するには複数回の施術が一般的なため、治療計画と費用の見通しを事前に把握しておくことが大切です。予約の際に「何回くらいかかるか」を確認しておくと安心です。

サプリメントは月に数千円程度と比較的手頃ですが、効果を実感するまでに最低でも8週間から12週間の継続摂取が必要とされています[5]。どの方法を選ぶかは、「何を改善したいのか」「どの程度の変化を求めるのか」「予算と通院の継続性」の3つで判断するのが現実的です。迷った場合はまずカウンセリングで現状を診てもらい、自分に合った選択肢を一緒に考えるのが一番確実だと思います。

コラーゲン治療が向いている人、向いていない人

コラーゲン産生を促す美容医療は、全員に同じ効果があるわけではありません。適応を見極めることが大切です。

向いている方としては、30代後半以降で肌のハリ低下を感じ始めた方、頬のボリューム減少やほうれい線が気になり始めた方、肌全体の「質感」を底上げしたい方です。特にヒアルロン酸のTFTアプローチは、顔全体のバランスを調整しながらコラーゲン産生も促すため、「何か一つだけ変えたい」よりも「全体の印象を自然に良くしたい」という方に適しています。

一方で、20代前半でコラーゲン産生がまだ活発な年代の方には、美容医療よりも紫外線対策と生活習慣の見直しが優先です。日焼け止め、ビタミンC、質の良い睡眠。地味ですが、これらが将来のコラーゲン維持に大きく効いてきます。妊娠中や授乳中の方は施術を控えていただくようお願いしていますし、ケロイド体質の方や自己免疫疾患をお持ちの方も、事前の医師への相談が必須です。スキンケアの延長として医師が処方するレチノイドやビタミンC誘導体の外用薬も、コラーゲン産生を補助する選択肢として知っておく価値はあります。

「とにかく若返りたい」という漠然とした期待よりも、「頬のこのラインが気になる」「肌のハリが2年前と変わった気がする」と具体的に伝えていただくことで、より適切な治療の提案が可能になります。カウンセリングは治療を受けるかどうかを決める場ではなく、「自分の肌が今どういう状態なのか」を知るための第一歩です。

相談の目安はいつか

美容医療の相談に「早すぎる」も「遅すぎる」もありませんが、以下のような変化を感じたら一度専門医に診てもらうことを検討してください。

①朝のスキンケア時に、以前はなかった「ハリのなさ」を感じるようになった。②写真を見たときに、頬のラインや口元の印象が数年前と変わっていることに気づいた。③サプリメントやスキンケアを続けているのに、肌質の改善を実感できない。④ほうれい線やマリオネットラインが徐々に深くなっている気がする。

こうした変化は、コラーゲンの減少が目に見える形で現れ始めたサインです。「まだ大丈夫」と感じる段階で相談しておくと、軽い施術で良い結果が得られることが多い。逆に、変化が大きくなってから来院される方は、必要な施術の量や回数も増える傾向にあります。変化を放置すると悪化する可能性があるため、早めに受診するほうが結果的に費用面でも負担が軽くなるケースは少なくありません。かかりつけの皮膚科やお知り合いからの紹介で来院される方もいますし、直接予約や問い合わせから始めていただいても構いません。

庄内プライベートクリニックでのアプローチ

酒田市にある庄内プライベートクリニックでは、コラーゲン産生を促す美容医療として、ヒアルロン酸注入(TFT)、YAGレーザーによる肌質改善、ケミカルピーリングを提供しています。

ヒアルロン酸はアラガン社のジュビダーム(厚生労働省承認品)を使用しており、TFTアプローチで顔全体のバランスを整えながら、コラーゲン産生も同時に促していく治療です。「ここだけ不自然に膨らんでいる」ということにならないよう、全体の調和を大切にしています。

僕が美容医療で大切にしているのは「引き算の美しさ」です。何かを足すことばかり考えるのではなく、その方が本来持っている良さを引き出し、自然な印象を維持すること。内側からコラーゲンを立て直す治療は、まさにこの考え方に合致するアプローチだと感じています。

庄内地方に住んでいると、美容医療のために仙台や東京まで通う方も少なくありません。でも、承認品を使い、解剖学に基づいた注入技術で施術を行う環境は地方でも整えることができます。距離だけで治療を諦めてほしくないというのが僕の正直な気持ちです。まずはカウンセリングで、肌の現状と選択肢を一緒に確認するところから始めていただければと思います。

よくある質問(FAQ)

Q:

サプリメントは何歳から飲み始めるのがよいですか?

A:

コラーゲンの産生は25歳頃から徐々に低下し始めます。予防的な意味では20代後半から始めても早すぎることはありません。ただ、劇的な変化を期待するものではなく、日々のベースケアの一つとして位置づけてください。食事からのタンパク質摂取やビタミンCの確保が基本であることは変わりません。

Q:

ヒアルロン酸注入によるコラーゲン産生効果はどのくらい持続しますか?

A:

ヒアルロン酸自体のボリューム効果は約1.5年で徐々に吸収されますが、注入によって新たに産生されたコラーゲンは吸収後���一定期間残ります。��だし、加��による減少は続くため、状態を維持したい方には定期的なメンテナンスをお勧めしています。カウンセリングで肌の状態を見ながら、再施術の時期を相談していきましょう。

Q:

コラーゲン注射とヒアルロン酸注入はどう違いますか?

A:

コラーゲン注射は主にウシ由来の成分を直接注入する治療で、事前のアレルギーテストが必要です。ヒアルロン酸注入は合成されたゲルを使用し、アレルギーリスクが低く、万が一問題が起きた場合はヒアルロニダーゼで溶解が可能です。現在の美容医療ではヒアルロン酸注入が主流であり、直接注入を行うクリニックは減っています。どちらが自分に適しているか迷う場合は、美容皮膚科で相談してみてください。

Q:

飲むサプリと塗る化粧品はどちらが効果的ですか?

A:

化粧品に含まれる成分は分子が大きく、肌表面での保湿効果が中心です。真皮には届きません。経口摂取のペプチドは、一部が血液を介して皮膚に到達する可能性が報告されています。両者は作用する場所が異なるため、役割が違うと考えてください。保湿には塗布、内側からのケアには経口摂取、直接的な改善には美容医療と使い分けるのが合理的です。

Q:

レーザー治療で肌のハリが戻るまでどのくらいかかりますか?

A:

レーザーによる真皮の再構築は施術直後から始まりますが、肌質の変化を実感するまでには通常1ヶ月から3ヶ月ほどかかります。リモデリングは最大12ヶ月続くとされており、施術後に徐々にハリや質感が改善していくのを感じる方が多いです。経過について不安がある場合は、施術を受けた医療機関に相談してください。

Q:

肌の骨組みの産生を助ける食事や栄養素はありますか?

A:

ビタミンCはコラーゲン合成に不可欠な栄養素です。柑橘類、パプリカ、ブロッコリーなどの摂取を日常的に意識する価値はあります。タンパク質(肉、魚、卵、大豆製品)も材料となるアミノ酸の供給源です。ただし、食事だけで肌のコラーゲン量を劇的に増やすことは難しいのが現実です。栄養はベースとして整えつつ、気になる��化があれば美容皮膚科への問い合わせも検討してみてください。

Q:

ヒアルロン酸注入の施術中は痛みがありますか?

A:

注入部位によって感じ方が異なります。鼻の周りや顎のラインは皮膚が薄い分、少し敏感に感じる方もいます。施術中は看護師が付き添い、リラックスできるようサポートしています。痛みが心配で施術に踏み切れないという方は、カウンセリングで遠慮なくその不安を伝えてください。一人ひとりの感覚に合わせた対応を考えます。

Q:

施術後の日常生活で気をつけることはありますか?

A:

最も大切なのは紫外線対策です。施術後の肌は真皮を再構築している最中であり、紫外線は分解酵素を活性化してこのプロセスを妨げます。日焼け止めの塗り直しを意識してください。施術後数日間は激しい運動やサウナ、長時間の入浴を控えていただくことが望ましいです。異変を感じた場合は自己判断で放置せず、早めに施術を受けた医療機関に連絡することが安全です。

参考文献

  1. Wang Z, et al. Effects of Collagen Supplements on Skin Aging: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Am J Med. 2025. PMID: 40324552.
  2. Wang F, et al. In Vivo Stimulation of De Novo Collagen Production Caused by Cross-linked Hyaluronic Acid Dermal Filler Injections in Photodamaged Human Skin. Arch Dermatol. 2007;143(2):155-163.
  3. de Almeida AT, et al. Concomitant Use of Hyaluronic Acid and Laser in Facial Rejuvenation: A Systematic Review. J Cosmet Dermatol. 2019;18(5):1135-1143.
  4. Helbig D, et al. Fractional Laser Resurfacing Treats Photoaging by Promoting Neocollagenesis and Cutaneous Edema. Lasers Surg Med. 2020;52(4):382-390.
  5. Reilly DM, et al. A Clinical Trial Shows Improvement in Skin Collagen, Hydration, Elasticity, Wrinkles following 12-Week Oral Intake of Hydrolysed Collagen. Dermatol Res Pract. 2024;2024:8752787.
  6. Peng Z, et al. Hyaluronic acid-cross-linked filler stimulates collagen type I and elastic fiber synthesis in skin through the TGF-β/Smad signaling pathway. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2019;33(10):1961-1967.

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丸岡 悠 医師 | 医療法人丸岡医院

監修医師

丸岡 悠(ゆう)

医療法人丸岡医院 理事 / 医師
庄内プライベートクリニック 院長

本記事は医療法人丸岡医院の監修のもと制作しています。

山形県酒田市出身。獨協医科大学卒業後、沖縄県立北部病院・日本海総合病院を経て現職。顔全体のバランスを見ながら注入部位と量を決める施術を行っています。

獨協医科大学卒業。沖縄県立北部病院、日本海総合病院を経て現職。庄内プライベートクリニックにてヒアルロン酸注入(TFT)・ボトックスを担当。

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